見よ!!科学の力!!

子供おやじ教授の

甲歯力研究所

こうしりょくけんきゅうじょ

 

第3研究室

「6月の研究報告」by子供おやじ教授

プラス「同体長比でのパワー一覧」by均さん

 

タランドゥスが!!パラワンが!!ラコダールが!!驚異の実測データ!!

顎力計の信頼性&鋭敏さを証明!!

そして均さんが登場13種の「同体長比でのパワー」をはじき出す!!

 

世界一だ!!甲歯力研究所!!

 

 

久しぶりの顎力計
ミンダナオヒラタ89mmVSパラワン101mm タイトルマッチ

前回のどすこい1号トーナメントでは抜群の勝負勘でミンダナオが大きなパラワンを跳ね上げて勝利しており、今回は産卵木リングに舞台を移しての再戦です。
圧倒的なリーチの差を打ち消すべく踏み込んで斜め差し合いに持ち込んだミンダナオでしたが、産卵木上では脚力に勝るパラワンに軍配が上がりました。
二回戦いましたがパラワンが連勝しタイトル奪取。ミンダナオは戦意喪失しました。


今回の顎力報告はこのパラワン等々です。これでまた暫くネタがなくなりそうです。

 

 

 

 

 

 

パラワン、タイトル奪取の瞬間!!

 

 

 

 

 

 

顎力計 2006  6月分

パラワンオオヒラタ101mm(顎長34mm 内歯位置11mm
顎先力実測値1950g トルク6.63kgcm 内歯力推定値6027g

タランドゥスオオツヤ71mm(顎先内歯位置17mm 奥内歯位置8mm
顎先内歯力実測値617g トルク1.05kgcm 奥内歯と頭楯間力推定値1313g

タランドゥスオオツヤ61mm(顎先内歯位置14mm 奥内歯位置7mm
顎先内歯力実測値483g トルク0.68kgcm 奥内歯と頭楯間力推定値971g

ラコダールツヤ77mm(顎長26mm 中央内歯位置19mm
顎先力実測値500g(一回値) トルク1.3kgcm 内歯力推定値684g

パラワンは購入時102mmでしたが顎先が欠けてゆき測定開始時101mm、最近ではさらに欠けて100mmと思われます(泣。
90mm
クラスのヒラタを軽く凌ぐ1800g〜2050gの力をコンスタントに記録しました。
101mm
時の最高値は1980gぐらいだったのに対して、100mmとなった現在は2050gを記録します。
顎が1mm折れて短くなった分(約3%)がほぼ顎力増加分となって反映され、この計測システムの鋭敏さに我ながら驚いています。(自画自賛ですみません)
頭幅32.3mmで同じ32mm級のアルキ短歯86mmに近いトルクとなりました。

タランドゥスは顎先端よりも少し手前の内歯が測定器に当たるので、その部位での測定値となります。
やはり頭の小ささからか、同体格のオオクワほどの力はありませんでした。
異なるサイズ2匹の比較で顎先力、トルクがそれぞれ体長比の2乗、3乗の理論に近くなっていると思います。
これらより推定すると、タランドゥス85mmクラスならば顎先力は1kg弱ぐらいとなり、同長のヒラタより少し少ないぐらいの顎先力となりそうです。(スマトラ84mmで顎先力1100gでした)
ただしこれはタランドゥスの顎の短さによる力であり、トルクではヒラタよりもはるかに劣る結果となりました。

ラコダールは一回値でその後はあまり有効な数値が出ませんでした。
タランドゥスとパラワンは何回か日を改めた測定からの有効な数値35回の平均値です。
今回はだいたい揃った数値となっており、飛びぬけた値は出ませんでした。

 

 

(以下、掲示板での均さんのレス)

ニューチャンプ
やはり特大個体が実力を発揮するとこうなるという見本ですね。

単純に最大顎先力実測値比はミンダナオを1とするとパラワン1.14
トルク比は1:1.3

体長比の2(顎先力実測)
体長比の3(トルク)


89(mm)X^2=7921
100(mm)X^2=10000(1:1.26)


89(mm)X^3=704969
100(mm)X^3=1000000(1:1.42)

体形の違いを勘案するとほぼ理論値に・・教授すげ
!!!

同体長比のパワーはミンダナオ、アルキデスを1とすると(トルク比)

パラワン0.9
スマトラ0.67(老個体?)
マンディ0.51
セアカ0.30
国産オオクワ0.53
インターメディアツヤ0.91
コンフキウスノコギリ0.22
ギラファ0.34
アスタコイデスノコギリ0.67
タランドゥスオオツヤ0.39
ラコダールツヤ0.23

国産オオ、タランドゥス、ラコダールはアゴの湾曲がきつくトルク値では比較できないと思いました(アゴ先が強い)

驚きなのがインターメディア。
殆どヒラタに迫る怪力。

ノコギリは低めですが、アスタコイ・・なかなかのものです。

マンディはフタマタではパワーに優れています。

大体このような結果がわかりました。ありがとうございます>教授

ギラファのバトルでの突出した強さはここからはわかりません。

皆様の考察を待ちたいと思います。

《このレス終わり》

 

 

(均さんの書き込みに対する教授のレス)

均太郎さん、
同一体長でのトルク比較表は出してみたかったデータの一つで、計算して下さりありがとうございます。

基本的には体長に占める顎の割合の大きい者が、ボディサイズが小さくなるために不利でしょうね。
そうでありながらのインターは驚きの値です。
お察しのように、スマトラとコンフキウスは全盛期を過ぎていたことが考えられます。


獣蔵博士、
お手数ですが、できましたら均太郎さんのトルク比較と考察も合わせて研究所のほうに保存していただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

おおおお・・・・・。

熱い友情の花開く!!

甲虫がつなぐ漢の友情!!

認め合う男と男の魂が融合するぜ!!

 

 

 

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