見よ!!科学の力!!

子供おやじ教授の

甲歯力研究所

こうしりょくけんきゅうじょ

 

モー虫界に衝撃走る!!だれもが夢見ながら、

実際には測定することができなかったクワガタたちのアゴの力。

その夢が今実現する!!

子供おやじさんの企画力と科学力が、誰もが納得する

クワガタのアゴの力を実測データにできる奇跡のマシン・

「顎力計」を生み出したのだ!!

見よ!!驚異のマシンの力を!!

そして、驚愕の実測データを!!

 

企画・作成・実測:子供おやじさん

 

 

 

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ついに完成
ついに出来ました。その名もずばり、顎力計!
これまで、薄い秤では低い測定限界値が、ばねばかりでは長いストロークがネックでしたが、最適なものがなんと釣具にありました。
それはドラグチェッカーなる商品です。
これは釣り糸の途中に引っ掛けるだけで、1cmもストロークすること無くそのラインシステムにかかる張力を測定でき、ピークホールドまで付いている優れものです。今回買ったのは250g〜3kgまでを計測できるものです。
いろいろな重さの物で検証したところ、全域にわたり約50g少な目の表示で安定し、十分実用に足りることがわかりました。
それを用いて完成させたのが写真上です。
右の二つの金具が挟むポイントで、糸のついたほうの金具は木ネジで軽い力でスライド可能にしてあります。
真ん中が今回用いたドラグチェッカーです。
左の調整式の金具はクワガタの大きさに合わせる為のスパン調整用です。
用いた糸は伸びの少ないPEラインです。
下の二つの写真が、実測風景す。(モデルはマンディ95UP、手タレは私)
中央の写真は顎先での測定場面で、秤は約650gを示しています。
下の写真は内歯位置での測定で、秤は約1400gを示しています。
マンディの内歯は顎のほぼ中央にあります。
これらの結果から、顎先での測定値から推測できる内歯の力(先端の力の倍)は、内歯位置での実測値にほぼ一致していることがわかります。
これによりさまざまなクワの顎先の力を測定でき、内歯の破壊力を算出できることになりました。
部品代総額約1万円、これを作っている時も測定している時も、もはや妻と息子からは完全に無視されました。(私は後悔していない)
次レスで結果を報告します。

 

 

つづき

均太郎さん
たいそうな物ではないですが、作ってしまいました。
物は出来たのですが、なかなかクワガタが思うように挟んでくれなくて、苦労します。
やつらは常に全力を出すわけではなく、大型の物ですと500g前後で通常挟んでいて、ここぞというときだけ瞬間最大値を記録しました。ピークホールドが付いていて助かりました。
特にヒラタやオオクワは頭が良いのか、一度やらせると次はなかなかやってくれませんでした。
逆にマンデイはあほなのか、何度でも挟むので、写真のモデルを務めさせました。こちらは回数を重ねるにつれて疲れて数値が下がっていくのが観察できました。
均太郎さんのムシKINGオブザケージ、すごいですね。
我が家では顎力計はできましたが、今クワガタが少ないのでデータ採りもバトルもあまりできていません。


測定報告
顎力コンテスト
測定値は3〜7回の平均です。
(注1)内歯位置は顎の根元から内歯までの距離。
(注2)トルクは顎の根元から1cm先で何kgの力を出せるかの意味。
(注3)マンディ95UP以外は内歯の力は推定値。
(注4)すべて我が家の個体、我が家の計測法での値であり、普遍的なデータではありません。

マンディ95UP(顎長41mm 内歯位置20mm)
顎先735g トルク3.01kgcm 内歯推定1505g  内歯実測1443g

スマトラ84mm(顎長24mm 内歯位置8mm)
顎先1105g トルク2.65kgcm 内歯3315g

セアカ85mm(顎長25mm 内歯位置22mm)
顎先735g トルク1.84kgcm 内歯836g

マンディ67mm(顎長23mm 内歯位置12mm)
顎先378g トルク0.87kgcm 内歯725g

オオクワ63mm(顎長17mm 内歯位置11mm
顎先408g トルク0.69kgcm 内歯627g

となりました。
電卓不調につき計算が違っていたらごめんなさい。
高々1kg程度の力ですが、2kgの錘を釣り糸で吊った時指が千切れるほど痛かったので、これらがピンポイントにかかったと思うと挟まれた時の痛みも納得です。
もっといろいろなクワで試したくなってきてやばいです。
クワガタさん、
それらのクワガタ、強そうですね。
一般に強いといわれるヒラタは体の大きさと顎の長さのバランスで、強い力を発揮していると思います。
頭が大きくて、顎が短ければ顎先の力は強いですよね。
純粋な力の大きさを表すトルク換算をしたところマンディがヒラタを抜き、体(頭)の大きい順となりました。
タランドゥスは顎の力が強いと言われていますが、あの小さな頭にあまり筋肉が入っているとは思えず、顎の短さが力の秘訣で筋力はそれほど無いのではないか、ミヤマや話題にもされないホソアカなどの頭の大きな者が思わぬ怪力を発揮したりしないだろうかと興味を持っています。
今後もいろいろ試したいと思います。

 

つづき

それはこの掲示板のおかげです。
一人だったら、こんなバカなことは考えるだけだったでしょうし、バトルもDVDを見るだけで済ませていたでしょう。
だけど、ここには報告できる仲間がいる。だから無駄なことも実践できるのです。
ここに集まる皆が同様に思っていると考えています。
博士や均太郎さん達のコンテンツがすばらしいので、彩りを添えるかたちでお役に立てればと思っています。

ちなみに、私が親指と人差し指の先でつまんで普通に力を入れると3kg程度でした。薬指や小指では1kg台と少ないものです。
私は貧相なので、博士ならもっと違う結果だとは思いますが、
ふつうに5kgも10kgも出せるようなら、SASUKEのクリフハンガーで誰もあれほど苦労はしないと思いますので、普通の人の指先の力などこの程度かと思います。
ですから、ヒラタの内歯力3kg超は人がアイアンクローをつけてつねるのに匹敵すると思われます。

昨日無視していた家族は、今日になってはじめて私が作っていた物が何かを知りました。
息子からはバカにされ、妻からは開口一番「いくらかかったの!」
と追求されました。

 

アルキデス
均太郎さん
アルキデスの動画が数多くUPされましたので、先日の新たな顎力測定をご紹介します。
均太郎さんの顎力推定、鋭いところついていますよ。
アルキデス90mm(残念ながら長歯)
顎の先端の内歯で測定(ここで挟むため)
測定値 1400g
その位置までの長さ26mm
算出トルク
1.4kg
×2.6cm3.64kgcm

図鑑で見ると、80mm前半の短歯型なら体格(頭幅)が同じぐらいなのでパワーが同じと考え、その図鑑での先端の内歯までの長さ18mmを採用すると、
80mm
クラス短歯型の推定顎力(先端の内歯力)は
3.64kg
cm÷1.8cm2.02kg2020g
中央内歯は9mmに位置したので
3.64kg
cm÷0.9cm4.04kg4040g
となり、
内歯破壊力推定約4kgとなりました。均太郎さんの予想ズバリです。
最初に顎力を測ったときは、1100gぐらいを連発したので、スマトラ84mmと同程度かと思いましたが、
バトル後の興奮状態では、1400g2度続けましたので、そちらを採用しました。測定時の心理状態でかなり変わるようです。
また、アルキは顎の根元から4mm付近に小さな内歯があり、それと頭楯との間で挟むことができるので、その部での推定破壊力は実に9100gとなりました。(割りばし潰されました)

数値にすると大したことないようですが、内歯力4kgというのは指にボールペンの先を当ててその上から4kgの錘を乗せることを指の両側からされるのに等しいと思うと、ガクガクブルブルですね。

 

顎力報告改訂版
これまでの報告では、トルクと内歯力を算出するために使う顎長と内歯位置はクワガタの上面から見た長さを用いていました。
しかし、クワガタの顎の骨格的支点はもっと奥にありそうですので、そこに近いと思われるクワガタ裏面の顎の付け根からの顎長や内歯位置を計測して、それを算出用に使いたいと思います。
ですので、新方式での顎長や内歯位置は外見より長くなることをご了承下さい。
(トルクや内歯推定力は、てこの原理から、顎先実測値と支点からの距離を用いて算出するため、これまでの支点位置をあいまいにした計測値では、トルクが少なく内歯推定力が多めに出ることが気になっていたからです。)
顎先力は実測値ですので、変更はありません。

顎力報告 改訂版
マンディ95UP(顎長43mm 内歯位置22mm
顎先力実測735g トルク3.16kgcm 内歯力推定1436g 内歯力実測1443g

スマトラ84mm(顎長26mm 内歯位置10mm
顎先力実測1105g トルク2.87kgcm 内歯力推定2870g

セアカ85mm(顎長25mm 内歯位置23mm 以前も新方式計測だったため変更なし)
顎先力実測735g トルク1.84kgcm 内歯力推定836g (変更なし)

マンディ67mm(顎長24mm 内歯位置13mm
顎先力実測378g トルク0.93kgcm 内歯力推定715g

国産オオクワ63mm(顎長18mm 内歯位置12mm
顎先力実測408g トルク0.73kgcm 内歯力推定608g

アルキデス長歯90mm(顎先内歯位置28mm 奥内歯位置6mm
顎先内歯力実測1400g トルク3.92gcm 奥内歯と頭楯の間力推定6533g

上のアルキと同体格(同トルク)と仮定した
アルキデス短歯80mm(顎先内歯20mm 中央内歯11mm)*すべて推定
顎先内歯力推定1960g 中央内歯力推定3564g 奥内歯と頭楯間力は同上

追加
インターメディアツヤ96mm(顎長37mm 内歯位置14mm
顎先力実測988g トルク3.66kgcm 内歯力推定2614g

このように改訂いたします。
マンディ95UPの数値を見て下さい。以前は内歯力推定値が実測値より少し大き目でしたが、新方式ではその差がほとんど無くなることから、この計測法がより精度が高いと考えます。
今後はこの方法で行っていきます。
(次回はいつになることやら、もうお金がありません・・・)

(モー虫IWGP掲示板より転載)

 

 

顎力測定追加  

アルキデス短歯80mm
(顎先内歯位置19mm 中央内歯位置11mm 奥内歯位置6mm
顎先内歯力実測2133g トルク4.05kgcm 中央内歯力推定3682g 奥内歯と頭楯間力推定6750g

コンフキウスノコギリ80mm(顎長32mm 奥内歯位置5mm
顎先力実測260g(一回値) トルク0.83kgcm 奥内歯力推定1660g


アルキデス短歯は80mmとそれほど大きくは無いですが、顎先実測値で初の2kg越え、トルクもここまでの最高値を記録しました!
以前に長歯90mmのデータから予想した値1960gの検証がしたくて80mmを使いましたが、その予測値をやや上回りました。
これは、80mmの中でも顎の短いものを入念に選んできたので、頭幅が長歯90mm30.5mmに対し31.5mmと大きかったことによるパワーの上乗せ分と、20mmと予想した顎先内歯位置がこの個体では19mmと短かったためと考えます。
また、暴れていてどう挟んだかわからないため参考値ですが、一度だけ2800gと飛び抜けた値が出ています。(この時以外は2100g2200gで安定していたので)平均値算出からは除外しましたが、クワガタたちはバトル中には、ヘルガの分析を超越した力を発揮している可能性があります。


コンフキウスは御歳17ヶ月ですが、活発にバトルもするので「あの瀕死の状態からよくぞここまで回復したのう、こんなに長い顎ではパワーも出ないのによく頑張るのう、ほれ挟まれても痛くない。」と、顎先で指を挟ませて遊んでいたら、「プスッって、えっ?刺さっています、痛い、痛いです、離して下さい、どうせならこっちを挟んで下さい。」ということで、おまけでやってみました。
顎が長いので顎先値ではたいしたこと無いですが、なかなかのトルクを出しています。奥内歯力が大型ヒラタの顎先力と同じぐらいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                           不死身の男・コンちゃんの勇姿!!

 

開設祝いに  NEW!!


顎力計2006年2

国産オオクワ63mm(改訂版) (顎長18mm 内歯位置12mm

顎先力実測値733g トルク1.32kgcm 内歯力推定値1100g

ギラファ83mm (顎長34mm 内歯位置23mm 奥歯位置4.5mm
顎先力実測値460g トルク1.56kgcm 内歯力推定値678g 奥歯力推定値3467g

アスタコイデスノコギリ76mm (顎長34mm 内歯位置18mm
顎先力実測値618g トルク2.10kgcm 内歯力推定値1167g

ギラファと戦って跳ね飛ばされたオオクワを拾い上げようとしたら指を挟まれました。
片手ではどうやっても外せなかったので、それならとオオクワをぶら下げたまま顎力計をセット。
自由な側の手と挟まれている指で顎をこじ開け、指と測定ポイントを入れ替えました。(痛かった。)
そのことに気付かないのかオオクワは自ら顎力計の上にふんばってこれでもかと挟み続けたので、3回ピーク値をとって平均しました。
おそらく全力です。顎力計からはがすのにも苦労しました。

 

アスタコイデスvsコンフキウスの夢の対決!!
ギラファはそのつづきで測った1回値です。
中長歯の小型ながら奥歯力は大型ヒラタの内歯並で、挟まれたくないですね。

アスタコイデスは昨年、なかなか立派なオス単品を買ってみたら挟む力が強いことに気付いて採ったデータです。
自分より大きなギラファよりもはるかに強い力で何度でも挟みました。よく見るとギラファよりも頭の厚みが大きく、これが力の理由のようです。
しかし、上向きに反っている顎の形のためバトルでは相手の体の表面を上滑りしてしまって力を生かせません。
コンフキウスとスパーリングさせたら、あっさり顎先を折られてしまいました。
先に顎力測定を済ませておいたのが不幸中の幸いでした。

 

 

 

                                              

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