見よ!!科学の力!!

子供おやじ教授&勇者タカハシさんの

甲歯力研究所

第11研究室

6月、大阪で行われた大会で、タカハシさんのフタマタ軍団が

パラワン、スマトラ、セレベスの3大ヒラタを撃破して1・2・3フィニッシュ!!

そして明らかになる最強クラスのマンディブラリス、優勝虫のセアカフタマタの

脅威の顎力!や、やるじゃない!!その巨大な顎は飾りじゃない!!

それを受けての、教授のアカデミックな分析も注目だ!!

8月4日、タカハシさんによる新たなデータを追加!!

7月大阪バトル出場虫(2〜4位を独占)のデータだ!!

子供おやじ教授のレスも転載。

 

マンディがんばれ〜!!

 

名前:タカハシさん

例によって顎力計にて測定をしてみました。

セアカフタマタ    87mm(顎長25mm 内歯位置24mm)
計測顎位置2.5cm 実測値1900g トルク4.75kg・cm 内歯力推定値1979g

マンディブラリスA 110mm(顎長48mm 内歯位置24mm)
計測顎位置4.8cm 実測値1090g トルク5.23kg・cm 内歯力推定値2179g

マンディブラリスB 108mm(顎長47mm 内歯位置23mm)
計測顎位置4.7cm 実測値1320g トルク6.20kg・cm 内歯力推定値2696g

マンディブラリスC 106mm(顎長43mm 内歯位置21mm)
計測顎位置4.3cm 実測値1500g トルク6.45kg・cm 内歯力推定値3071g

マンディブラリスD 106mm(顎長45mm 内歯位置22mm)
計測顎位置4.5cm 実測値 930g トルク4.19kg・cm 内歯力推定値1905g

マンディブラリスは頭幅そんなに太くないのですが、結構な筋肉が詰まってるのでしょうか。
トルクが6kg・cmオーバーするとは、なかなかのモンです。
セアカはもっと上がいるはず。こいつに挟まれてもちょっと穴が開きそうになる程度。
顎力計持つ前にバトルに出して優勝したセアカは挟まれたら簡単に4つの穴が開いてしかも離さない。
ま、そのくらいのセアカでないとバトル勝ち抜けないんですけどね。
セアカ選別のコツは挟まれてみることです。

 

子供おやじさんのレス
お疲れ様です

スパーリングで選手たちを蹴散らしてしまったダイオウ。
さもありなんと笑えます。
そして本戦では自分の役目を思い出して去ってゆく(笑)

マンディブは入手可能な最大級にして軽量級に出られるのが凄いですね。
123おめでとうございました。
きっとバトル用の緻密な減量テクニックがあるのでしょうね。

同種でこれだけの数の顎力データは信頼性が高いです。
私の細いマンディブ85mmのデータから推定した110mmのトルク値は5kgぐらいでした。
幅があれば6kg台があっても不思議は無いですね。
頭幅は30mm近いでしょうし厚みもありそうなので、頭の体積は相当なものだと思います。

模式的に考えた場合、顎の支点ができるだけ外側に付き、さらに顎の根元が内側に広いほどトルクが出せると考えています。
(解剖したことが無いので推測にすぎませんが)
この点でマンディブは細く見えても有利なのではと。
同じ理由でミヤマも力が出し易いのではと考えています。

セアカの力が凄いですね。
体長に対する体の比率が大きいこともあるでしょうが、同長のドルクスと比べて遜色ないです。
さらにマンディブを破って優勝とは・・

マンディブでの同種で同程度の体格でも顎力にこれだけの個体差が出るのだという実例としての意味もあわせて、甲歯力研究所に保存したい貴重なデータでした。

 

 

 

 

7月大阪バトル報告分レポート 8月4日追加分 UPNEW!!

              (by タカハシさん)

 

 

今回も例によって例のごとく、バトル用に入手したクワガタを顎力計にて測定してみました。

セアカフタマタA   88mm(顎長24mm 内歯位置23mm)
計測顎位置2.3cm 実測値600g トルク1.38kg・cm 内歯力推定値600g 頭幅26.1mm

セアカフタマタB   88mm(顎長26mm 内歯位置25mm)
計測顎位置2.5cm 実測値1500g トルク3.75kg・cm 内歯力推定値1500g 頭幅26.2mm

マンディブラリスA 109mm(顎長42mm 内歯位置20mm)
計測顎位置4.2cm 実測値600g トルク2.52kg・cm 内歯力推定値1260g 頭幅29.2mm

マンディブラリスB 107mm(顎長45mm 内歯位置22mm)
計測顎位置4.5cm 実測値900g トルク4.05kg・cm 内歯力推定値1840g 頭幅26.6mm

今回は頭幅も測定しておきました。データの数がそろえば頭幅による顎力の差が見えるようになるかもということで。
それにしてもバトル後に測定したからか、なんか弱いです。
マンディブAなんて前回のマンディブ110mmより頭幅あるんだからもっと強くてもいいはずなのに・・・。
マンディブBは体長の割に細くて8gクラスのクワガタです。セアカBも何故か8gクラスなのでもう寿命かも。
そういえばうちにマンディブが110mm、109mm、108mm、107mm、106mmと並んでる。で、これだけ揃えても勝てない。厳しい世界だねぇ(^^;)
戦闘民族のパラワン一族には勝てないのか。誰かグレイシー一族に勝った全盛時の桜庭みたいなクワガタ知らない?
来月の8g以下クラスに向けてまた何かしら買ってしまうだろうなぁ・・・。

それでは(^o^)/

 

 

子供おやじさんのレス
お疲れ様でした

顎力報告もありがとうございます。
ほんと個体ごとにばらつきますよね。

前回のマンディブ達の凄い数値があるので、今回の者達は「調子が悪いな」という感想ですが、
初めて測る種でもっと強そうなのに低い数値しか出ない時など「こんな程度の力しか無いものと報告していいのだろうか」と悩みます。

私も頭幅(頭の容積)が顎力に重要と思います。(それに加えて顎の支点から筋肉が付着する力点までの距離も)
顎の筋肉量は頭の容積以上にはなり得ない現実があるので、私達は今、その頭部のサイズによる力の上限値というものを探っていく作業をしているのだと考えています。

 

 

 

 

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ありがとうございました。

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