選手紹介16
生傷男二世 かぶ七郎 (国産カブトムシ)
体長:でかい 必殺技:鉄壁の制空圏バリアー マシンガン・ハーケン・アタック
かぶ七郎天下御免 ダイナマイト・アッパー
二刀居合い斬り ダイナスティ・シザース
大地を揺るがす巨体。その大きさは明らかにかぶ八郎やかぶ九郎よりひとまわり大きい。
おまえは昨シーズンのモー虫で、「最強」の国産カブトであった、「野生の生傷男」かぶ2号の再来だ。
さあ、見せてみろ!!国産カブトムシの真の実力を。
同じ体格なら恐いものがない、最強甲虫・国産カブトムシ。
おまえの体格なら、外国産甲虫に十分に対抗できるだろう。
巨大さゆえに可能な、上下二本のツノによる挟み攻撃・ダイナスティ・シザースは巨大な敵をも後退させる!!
国産カブトの最大の弱点・装甲に関しても厚みは十分。
いやいや、そんな心配もオレ様には不要。大概の敵は、オレ様の鎧に触れることすらできないぜ!!
イエローサブマリン メリーメンガタクワガタU
体長:54ミリ 必殺技:甲虫魚雷・イエロー・サブロック
マサイの盾・イエロー・シールド
鉄壁の怪力バインド スパイダー・ワイヤーネスト
均さんのお奨めに乗って、モー虫ライト級GPを開催。
GP制覇を目指し、アフリカ大陸から(ほんとはブリード品だが・・笑)、メリーちゃんが来日!!
初代メリーちゃんは極小ながら、恐るべきファイティング・スピリットの持ち主だった。ヘラクレスにまともに挟みかかって行き、体長が倍もあったザバゲノコをも撃退している。
そのメリーちゃんが54mmになって登場!!
とあるショップの店長さんいわく、手にしがみつかれたら最も取りづらいのがメンガタだとか・・・・。
初代ライト級王者はだれか!?
その美しい曲線を描く黄色いボディ、敵の攻撃を防ぐ盾とも言える頭の鶏冠。そしてあまりに美しい、鮮やかな色。
さあ、行け、メリーちゃん!!
紅の火星探索機 アスタコイデスノコギリクワガタ
体長:68ミリ 必殺技: 怒りの葡萄 グレープバイン・ホールド
赤い疾風 スパイラル・ゴッドウインド
長らく参戦を期待(まあ、わし本人ひとりだけじゃが・・・笑)されてきたアスタコイデスが、ついに来日。
本来であれば、教授の所のアスタコイデスのような特大クラスの参戦が望みだったが、妥協しての68ミリが参戦。
68ミリなら、モー虫の70ミリレギュレーションにピッタリ、といいたいところだが、顎が長く、細身のアスタコイデスには厳しい数値。
その体格はライト級でしかなく、90〜100ミリはないと、他のミドル級モー虫戦士とは戦えない。
(なんか、デカいのはマレーシア便でしか来ないらしい。わしの地元では絶望じゃ・・・。)
しかし、アスタコイデスはかっこいい。
眉間にシワをよせたような表情。つぶらな目。藤子不二夫の漫画に出てきそうな表情だ。
ジャイアンの妹のジャイ子がよくこんな顔をしている。
その紅のボディは、火星の表面のようだ。
その異様に細長い大アゴは、未来の惑星探索機、もしくは宇宙戦車のようだ。
さあ、戦え!!ライト級GPはおまえのためにあるような大会だ。
そこでなら、お前は戦えるだろう。
戦意は十分。動きも早く、ノコ離れしたアグレッシブさ、積極性もある。
ライト級GPに赤い旋風が巻き起こる!!
殺虫チェーンソー ミヤマっちジャイロゲス
体長:65ミリ前後 必殺技: 殺虫バズソー ジャイロチェーンソー・シザース
黒い暗殺者 ミヤマっちブラッキー
体長:65ミリ前後 必殺技: 鉄の処女 ヴァージニア・アイアンケイジ
いよいよ国産虫の季節が到来。その先陣を切って、ダークネス、ブラッキー、ジャイロゲスの、ミヤマ軍団が登場。
フジミヤマ型のダークネスは、体格の不利を覆して番狂わせを起こすなど、大活躍中。
エゾミヤマ型の、ノコギリのような顎を持つジャイロゲス&ブラッキーの実力は?
こっちがジャイロゲス。
両者とも戦意は旺盛。
去年の初夏のミヤマ軍団とは雲泥の差だ。
ライト級GPの主役は、オレたちミヤマクワガタさ!!
このGPの上位を独占し、ミヤマクワガタの復権を、決定的なものにするのだ!!
こっちがブラッキーね。う〜ん、同じに見えるなあ・・・・・。
サンギェールの鷹 スチーブンスツヤクワガタU
体長77ミリ 必殺技: 隼の剣 ファルコニック・ソード
あまりに早死にだった初代スチーブンスに代わって、より大型の二代目スチーブンスが緊急来日。
初代があまりに非力だったため、大きいのにしたが、やけにもったりした動き。
そしたらなんと、31回大会1回戦で1試合しただけで死去。
我が家にいたのは数日、やった試合は1試合、という泣きたくなるようなコスト・パフォーマンス・・・・・・。
初代も3試合程度だったような・・・・。二匹それぞれで、1試合1,680円という、タランドゥスをはるかに凌ぐコスト高。
もう許して・・・・・。「スッチーは早死に」という悪しき伝統を忠実に踏襲。
もう呼ばないよ・・・・・。しくしく・・・・・・。
画像なし。動画でどうぞ。(31回大会1回戦・VSミヤマっちダークネス:途中まで)
http://www.bannch.com:88/servlet/BBSres/29259/26905046
黄金仮面二世 スペクタビリスツヤクワガタU
体長78ミリ 必殺技: 電光の牙 エレクトリック・ダイナモ
殺人カッター トライアングル・レイザー
今シーズンは、「一期一会の出会いを大切に」「迷ったら買え」ということで、「元気一杯の個体を」という吟味を怠ったため、(「あ、未来日の種類!!」となると、ガマンできなかったんだよね・・・。)新選手が次々と死去。
しかも、目新しい初来日の選手が、ほとんど戦わないまま死去、という痛い展開が頻発。
初代スペクタビリスもアッサリ死去。エ〜ン・・・・・。
新たにスペクタビリスUを急遽招聘。
頼むぞ・・・・。アッサリ死ぬなよ・・・・・・。
こっちはまずまずいい動き。ファイトもある。
黄金仮面よ。お前の顎先にある、三角の第一内歯は、捕食者の肉を切り裂き、敵の鎧の隙間を切り刻むスライス・ギムレットだ。
美しく、速く、残虐で華麗なお前は、ストリート・ファイターUの四天王・バルログだ。
顔に似合わぬ、陰険で凶悪な武器・トライアングル・レイザーは弱い敵に対して圧倒的な威力を発揮する。
さあ、華麗なる残虐ショーの始まりだ。
恐怖のツイン・ピークス アルキデス・ダブルチョッパー(長歯アルキデス)
体長65ミリ 必殺技: ソドムの宴 インセクト・ミューティレーション
ヒラタクワガタ、オオクワガタのなんと強いことか・・・・。
ニューセレちゃん、アルキデス・バラクーダ。
70ミリ後半、ほとんど80ミリ近く、という数値は、モー虫のドルクスとしては大きすぎた。
アルキデス・ヤスティ、アルキデス・バラクーダ、ホーペイ、ニューセレちゃん・・・。
他の種類のクワガタとは比較にならないその馬鹿力。危険さ。彼らは洒落にならん・・・・。
70ミリ台後半のドルクスは、モー虫に参戦するには危険すぎる上に、強すぎて試合が常に一方的になり、全く面白くない。
ということをニューセレちゃんやホーペイの大暴れを見てつくづく感じる今日この頃。
まともに対抗できるのは、ギラファっちフォルコメンハイトとインターメディアくらいのもの。
ただでさえ強いドルクスが、その上、他種より体格が良かったら、勝つのはあたりまえだった・・・・・。
パラワンの後釜として、バラクーダやニューセレちゃんを招聘してしまった自分の眼力のなさを反省。
よく考えれば分かったはずなのに・・・・。
これでバラクーダやヤスティが本格化したらどうなるか。ホーペイやセレちゃんよりも危険だろう。
事故必至だ。
ドルクスの強さと魅力は全面的に認める私だが、力に差がありすぎる残虐試合は見たくない。
ダブルチョッパーよ。
私がお前に期待するのは殺戮マシーンとしての存在ではない。
名勝負製造機として、みんなを楽しませて欲しいのだ。
パラワン以外の初代ヒラタたち、ミドル級レギュレーションならこの位がちょうどよかったのだ。
さあ、行けダブルチョッパー!!
燃える戦いを演出し、物語の続きを作るのは、お前しかいない!!
破壊のピノキオ ギデオンヒメカブトU
体長:70ミリ 必殺技: 甲虫起重機 インセクト・フォークリフター
小さな恋のメロディ ギデオン・ハウリング
デビュー戦でマンディ・シャドウを一撃葬。大きな期待を受けながら、その後、全く活躍しないままこの世を去った初代ギデオン。
ギデオンヒメカブトの実力は、そんなものではないはず。
konaちゃんの動画で、アトラスを圧倒する姿、NHKの番組で、「カブト相撲」で激しく戦う勇姿。
それが本来の姿のはず。
ライト級GPに向け、ギデオンUが来日。
ショップにいたやつの中で、最も大きかったやつを招聘したのだが、う〜ん、よく見ると戦うにはちょっと小さすぎるか・・・。
ヒメカブトの威信を、さらに低下させないといいのだが・・・。がんばれ!ギデオン!!
天国に一番近いノコ(by均さん)・ニューカレドニアの美剣士 ラフェルトノコギリクワガタ
体長:68ミリ 必殺技: 殺虫月光浴 クレセントムーン・ブーメラン
う、美しい・・・・。ツヤクワガタのようなピカピカ光る黒い頭。あざやかなコントラストを描く、黄色いボディ。
裏返すと、さらに美しい。ラコダールのような色合い。ルーバー状になっている腹と、脚に入る黄色のバランスが素晴らしい。
水もしたたる美男子。あでやかな宝塚の男役のような華麗な美剣士。
それがお前だ。
買ったときは気がつかなかったが、今、ネットで検索したら「超珍品」とか、「稀少で高価」なんて解説が!!
しかもショップでの価格が68ミリペアで2諭吉!!!げはあ!!
たぶん、戦わせるのはオレが日本ではじめてかも・・・・戦わせるクワガタじゃないかも・・・・ということに今気付く。
そんな値段じゃなかったんじゃが・・・・・。店長さんの値段付け間違いなんかじゃないよね・・・・・。ドキドキ・・・・・・。
お前のすらりと美しい曲線を描きながら伸びた二本のアゴは、儀杖兵が掲げる装飾を帯びたサーベル、もしくは三日月形のブーメランだ。
もし、お前が活躍するなら、それは衝撃だ。
さあ、まだ誰も見たことがないお前の実力を見せてみろ。
その戦う姿、みんなの目に焼き付けてくれ!!