選手紹介 23

 

 

甲虫台風  コーカサス・ディザスター(6号)

体長:110mm以上 必殺技:暴君の死の冠 アルティメット・デス・クラウン

                   狂気の咆哮 オメガ・ツイスター・クライシス

 

 どんどん大きくなっていくモー虫のコーカサス。

 史上最大だった5号をもしのぐ大きさの、6代目コーカサス。

 甲虫台風・コーカサス・ディザスターがやってきた。

 

 強い・デカい・激しいの三拍子。

 いきなり圧倒的な強さでGPを制覇。

 あまりの強さに圧倒され、バトルインポになる虫が続出!?

 

 どきな。お前らじゃ俺様の相手にはならねえぜ。

 

 ハンデなしのコーカサスがどれだけ強いか、この俺様がたっぷりと教えてやるぜ。

 

 

 

七色のエスペランサ パプキンズ1号2号

体長:小さい  必殺技:禁じられた遊び  ドロウニング・マットレス

 

・・・ちょっと無謀だったか・・・・・。

 誰がどう考えても無謀な挑戦へ向けて彼らはやってきた。

 

 初代パプキンよりさらに小さい。

 ただブッ殺されるために彼らはたこつぼへ赴くのか。

 

 い〜や、小さすぎる彼らは、「敵」と認識されず、きっと生き残ってくれるはずだ。

 

 しかし、安心するのはまだ早かった。

 彼らにはもうひとつの恐るべき敵が待っていたのだった。

 それは乾燥した針葉樹マット。

 

 アップアップ。

 やっぱりこれ、溺れてねえか・・・・?

 

 

黒い閻魔大王 ダイオウヒラタ・カッシーニ

体長:70ミリ後半  必殺技:破滅の牙 ハルマゲドン・バイス

 

 モー虫にひさびさのダイオウが登場。

 タカハシさんの地元・四国の体長別甲虫相撲大会において、最大勢力を誇るダイオウが、弱いわけがない。

 

 モー虫の初代ダイオウは、60ミリそこそこの大きさだったにもかかわらず、ミドル級GPで優勝。

 必殺のハルマゲドンバイスで、ヒラタのライバルたちを次々撃破してみせた。

 

 それなりにデカいダイオウはさらに強いはず!!

 

 コーカサス・ディザスター、セレベスブラックテラー、パラワンブルーブラッドら、過去とは比べ物にならぬ大型選手がひしめく現在のモー虫において、ダイオウカッシーニは歴史に名を残せるのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

黒い益荒男 スジブトヒラタ

体長:60mm台  必殺技:青筋立つ雄渾の牙 ウタマロ・バイス

 

雄雄しすぎる・・・・・。

「青筋」と「かりぶと」の、たくましすぎる二つの言葉の響きを合わせ持つ男。

しかも「ヒラタ」だ。

「強さ」をイメージさせる言葉の三重奏。

 

こいつはつええ!!

たこつぼ防衛線に刺客として登場した時、そのたこつぼ暫定王者を身もふたもなく秒殺。その実力を証明。

MKOC登場時も強かった。

 

そして彼はたこつぼ選手権に正式参加することに・・・・・。

 

ああああ・・・・・たこつぼに死の香りが・・・・・・・。あああ・・・・コレ、やっちゃっていいのでしょうか・・・・・。

 

 

 

 

 

 

ローマの騎士 フローレンシス

体長:60mm台  必殺技:剣闘士の槍 グラップル・ランス

 

ヒメカブの誇りを取り戻すため、彼はやってきた。

 

「ケンカカブト」と異名を取るヒメカブト。

おおいなる期待を持って招聘した初代ギデオン、ライト級GPにエントリーした二代目ギデオンはともに期待を大きく裏切った。

 

フローレンシスよ。あとはお前しかいない。

ヒメカブが決して地蔵でもヘタレでもないことを天下に示すのだ。

 

華麗なるローマの騎士をイメージさせる美しい名前。

たこつぼという名のコロシアムで、主役を演じるのはお前だ!!

 

 

 

 

密林の合金魔獣 エラフスホソアカクワガタ

体長:80mm近く  必殺技:超合金電磁メス メタリノーム・ボルテージ

 

き、来た!!

怪しい金属光沢にぬめり輝くそのボディ。

合金魔獣・エラフスがやってきた。

 

「極端に弱い」といわれるホソアカクワガタの仲間は、今までモー虫にはいなかった。

 

果たして本当にそんなに弱いのか。

体格差がなくても通用しないのか。

 

その姿はムード満点。地球上のどの生物にも似ていない、異様なデザインと色彩。

 

さあ、行け!

たこつぼならお前は通用する。

 

ホソアカの真の価値を、お前が俺に教えてくれ!!

 

 

 

タコ飼い水槽の紅孔雀 ノコギリクワガタ・ピンハネール

体長:65mm前後  必殺技:紅の牙 スカーレット・カッター

 

おやおや?なんでえ、まだ4月じゃねえか・・・・。

あんまり暖ったかいんで、間違って目を覚ましてしまったぜ。

 

 

なになに?タコ飼い水槽?

そうきたらこの俺様の出番だぜ。

 

子供時代のタコ飼い水槽で最も強かった虫はなんだい?

 

カブ?ミヤマ?ヒラタ?アカアシ?違うよな。

カナブン?シロスジカミキリ?冗談だろ?

ヤツらはこの俺様に真っ二つにされるために、そこにいるんだろ?

 

たこつぼに「タコ飼い水槽の赤い帝王」が降臨。

その「最強伝説」が本物かどうか、外国産甲虫相手に証明するべく、今年最初のノコギリがモー虫にやってきた。

 

いいの?オレをそんな所に入れちゃって。

6400円もするサンボンヅノが真っ二つ〜とかなっちゃっても知らんよ、オレ。

ククククク・・・。

 

ミヤマに続いて、間違って目を覚ましたノコギリクワガタが昆虫ショップからやってきた。

 

いきなりたこつぼ選手権に参戦だ!!

 

子供時代のタコ飼い水槽で、最強を誇ったのはノコギリクワガタだった。

樹上では最強のカブトムシも、ケース内ではノコギリクワガタの敵ではない。

カブトムシを、他のクワガタを、ケース内でノコギリクワガタに真っ二つにされたことがある人は少なくないだろう。

 

さあ、お前が最も力を発揮できるシチュエーションが待っているぜ!!

 

外国産甲虫がひしめくたこつぼでも、ノコギリクワガタは「最強」を示すことができるか。

 

 

 

蘇える金狼 ローゼンベルグオウゴンオニクワガタ・デスマスク

体長:60ミリ半ば   必殺技:脚斬り地獄 ダールマン・ハリケーンアタック

                   死の甲虫美容院 ヘルズ・カニレーザー

 

 帰ってきました羊の皮をかぶった黄金の狼・ローゼンちゃんが!!

 気まぐれ度満点、意外性満点、愛らしさ満点のモー虫のアイドルが!!

 初代に比べてちょっと小さいが、ローゼンちゃんをなめたら恐ろしいことになる・・・・・・・ことも・・・・たま〜〜にある・・・・かな・・・。(だんだん弱気に)

 

 どうやら動き始めたようだったのでたこつぼに投入。

 

 他のクワガタが中皿上のローゼンちゃんに接近。

 「うううう・・・・出る・・・本戦でもあれだけやれたんだ・・・・たこつぼサイズの相手なら一撃で葬ってくれるはず・・・」高鳴る私の胸。

 

 「うわーーーー!!」

 一撃で消えたのはローゼンちゃんの方だった。いきなり仰向けになっての自爆ダイブ。

 

・・・まだ早かったか・・・。

未成熟のローゼンちゃんは弱い。そしてデリケート。

何日か観察したが、どうにもこうにも肩身が狭そうにしているローゼンちゃん。

 

なんか可哀想になって個室へ戻してやった。

どうやらローゼンちゃんはタコ飼いに向いてないようだ。

 

今は眠れ、ローゼン。体の成熟が完了したとき、再びたこつぼへ行くのだ。

お前が本気になれば、たこつぼの住人で、お前に勝てるヤツはきっといないだろう。

 

その日を楽しみにしているぞ。

 

 

 

戦う火焔型縄文土器 ミラビリスノコギリクワガタ

体長:60ミリ台 必殺技:サバンナの熱風刃 プロミネンス・カッター

 

 数奇な運命に導かれ、アフリカからやってきたかっこいいヤツ。

 体に刻まれたファイヤー・パターンは、「入れ墨獣」クラッシャー・バンバン・ビガロも真っ青だ。

 ウルトラマンメビウスなら、もう最初からバーニング・ブレイブ状態というか、もう「燃え燃え」な外観である。

・・・当然強暴だよね・・・。この姿なんだから、たこつぼなんかでは他のクワをちぎっては投げ、ちぎっては投げ、だよね・・・!

と、思うところだが、どうもそうではないようだ。

 

HPや図鑑によっては、「凶暴」だったり「おとなしい」だったりと評価はまちまちだが、どうも「おとなしい」が正しいようだ。

たこつぼでも全く争う姿は見られず、ケース清掃中の密集状態でも、全くもっておとなしい。国産ノコが仁王立ちで大暴れするのに対して、ミラビリスは温厚そのもので、ただぼーっとしている。

 

ラリー・シャープの「モンスター・ファクトリー」が作り出した最高傑作・バンバン・ビガロは、全身に炎の入れ墨をまとった凶悪な姿の選手だった。

初来日からしばらくは連戦連勝。猪木も対戦を避けていた時期の前田日明をシングルマッチで撃破したこともあった。

しかし、彼は外見に似合わず、協調性が高い、人柄のいい男だったようだ。

 

自分の商品価値を守ろうとせず、負け役を進んで引き受ける。

元横綱・北尾の失笑デビュー戦や、WWEでのNFLの現役フットボーラー戦でプライドなく負けて見せ、しまいには総合のリングで「十字架怪人」キモに惨敗。もはや崩壊寸前であった「プロレスラー最強神話」に止めを刺してしまった。

「お仕事に徹する」姿勢は、ある意味、「プロ」であったかもしれない。

しかし、それは自分の商品価値を限りなく下げる自滅への道であった。

 

いいように使われたあげく、無謀な挑戦に挑み、敗れるべくして敗れ、消えていったビガロ。もはやプロレスのリングで凄んでも、説得力はない。「マンガチックな色物デブ」にしか見えなくなってしまったのだ。

 

惜しいことをした。

自らの幻想を守る、違う道が彼にはあったはずだ。

 

「話が分かる男」「都合のいい男」。相手の立場を理解し、協調性を重んじるやさしい男だったビガロ。

その協調性につけいられ、金でプライドを売ってしまった彼は、その金ですべてを失ってしまったのだ。

 

 

ミラビリスにも過剰な協調性があるように見える。

ニジイロクワガタなみの温厚さで、たこつぼ内でも全く目立たない。

 

「まだ未成熟で、エンジンがかかるのはこれからだ!」と信じているぞ!!

かっこよさではお前が一番なんだから。

ファイヤーパターンをペイントされたド派手なスーパーカーが、ファミリーカーなみの安全運転でいいわけがない。

さあ、お前の燃える炎を俺に見せてくれ!!

(と、書いたところ、第6回ライト級GPで大活躍・・・・。けっこう強かったのね・・・。)

 

 

黄金のラッセル車 モーレンカンプオウゴンオニ

 

黄金のラッセル車  モーレンカンプオウゴンオニクワガタ

体長:50mm台 必殺技:地獄のかりあげ君 デビル・バリカンバイス

 

黄金に輝く聖衣をまとった、3人目の黄金聖闘士(ゴールドセイント)が、たこつぼという名の聖域(サンクチュアリ)に降臨。

中歯型のモーレンカンプである彼の顎は、ツヤ短歯を思わす凶悪極まりない形状だ。

 

パッツンパッツン・・・・

極悪ばあさんがすずめの舌を断ち切る音が聞こえる・・・・・。

この黄金の裁ちばさみを持ってすれば、お前たちの脚を切り取ることなど造作もないこと。

危険極まりない黄金のラッセル車がたこつぼを突進する。

 

 

 

 

 

 

謎の膠着大王 パラレルスネブトクワガタ

狂犬二世 ダールマンセレベス亜種 マードック

黄金の裁断獣 モーレンカンプオウゴンオニ・スペペデビル

思春期の玉袋 ケブカヒメカブト

復讐の侵略星人 メリーメンガタクワガタ・ホワイトアイ

今週のビックリどっきりメカ アスタコイデス・ボヤッキー

 

もすでに到着!!次回UP予定。

 

 

 

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