選手紹介18

 

魔の山から来た賢者 ミヤマっちマーベラス

 体長:68ミリ  必殺技:奇跡の牙 ガルーダ・クロー

              破壊の衝動 メープルリーフ・クラッシャー

 

 掲示板で話題になった、Hさまが提供してくれた大型ミヤマ・マーベラスがついに登場!!こ、こいつはでかいじゃないか・・・・。

 

 今シーズンの最大個体・マーベラスは、ミヤマの最終兵器になり得る素材だ。

 さすが天才・Hさま。

 

 なんと感謝していいのか、言葉もない。

 

 「ダークネスやマリポーサに比べて、強さ、迫力がない。おとなしいんです。」とのHさまの言葉。

 

 対面する。

・・・・たしかにおとなしい・・。

「こうやっても咬まないんです。」

・・・たしかに咬まない。

やけ〜に落ち着いているマーベラス。

ラフェルトのようだ。

 

「まさか御老体なのでは・・・・」嫌な予感が頭をよぎる。

家に帰ってお世話開始。

 

むう!!こ、これは!!御老体などではない。

産毛が残るほどのピカピカボディだ。

去年の夏の終わりにやってきた大型ミヤマ・スーパーフェニックスは、顎や頭盾が、剣道の面ずれのように磨り減って、それまでの野生生活での激しいバトルの歴史を感じさせる個体だった。強さはあったが、フェニックスはやはり短命であった。

 

 しかし、マーベラスは何の傷も無い。

 

 こ・・・こいつは・・・。新成虫なのでは・・・!!

 未成熟のラフェルトに似ているのも当然だ。こいつは、土から出てきたばかりの新成虫なのだ!!

 

す、すげえHさま。ダークネスに続いて、こんなタマを送り込んでくれるとは!!

 

さあ、目覚めよ、マーベラスよ!!

お前の名は「驚異」だ。

驚異のミヤマ、として、モー虫の歴史に名を残せ!!

その条件は、すべて整った!!

 

 

 

黄金のガネーシア エレファスゾウカブト

 体長:100ミリ以上  必殺技:地獄のダンボ パオー・グラビトン

                黄金の漬け物石 ゴールデン・アグルトゥネイション

               巨神の戦鉾  サイクロップス・ハルバード

 

 

 ズシーン・・・ズシーン・・・・。

 大地を揺るがすぞの巨体。

 

 ホーペイよりでかい。

 インターメディアよりでかい。

 セレベス・ブラックテラーよりでかい。

 コーカサスよりでかい。

 ギラファっちフォルコメンハイトよりでかい。

 

 モー虫史上最大の巨人が、大地を揺るがしてついに登場。

 

 アクティオンゾウカブトを招聘することはかなわなかったが、その代わりにエレファスゾウカブトを招聘。レギュレーションどこ吹く風、とばかりに、モー虫初のゾウカブトの参戦が実現。

 

 デカさ=強さの甲虫の世界。

 エレファスの大きさは文句なし、桁違いのデカさ。

 

 しかし、私は彼を本戦に出場させようと思う。

 なぜなら、「ゾウカブは弱い」という、ぬぐい去ることができない強い印象があるからだ。

 もしかしてもしかすると、この位大きくてちょうどいいかもしれない、そう考えているのだ。

 

 どの媒体を見ても、ゾウカブが強かったためしはない。

 というか、その体の大きさを考えれば、これだけの弱さを発揮すること自体が難しいのでは・・・マジで凄く弱いのでは・・・・・。と思ってしまう。

 

 各球団の4番を買い集め、1番〜7番まで他球団なら4番を打てる大砲を揃えた数年前の巨人を見て感じた、「これだけの巨大戦力でなんでこんなに負けられるの・・?逆に負けることが難しそうなんだけど・・・。監督、欽ちゃんとかにしたほうがいいんじゃないの・・・?じいちゃん(妻の父)の方がいい采配するよな・・・・。」みたいな・・・。

 

 子供向け図鑑の写真ですら、ゾウカブは常にやられ役。

 エレファスより強い、と思われる某ゾウカブがティティウスに散々に押し込まれたり、某DVDに至っては、リングネームが「ゾウボノ」だ。

 

 曙は先日、チェ・ホンマンに触ることすら満足にできずに3回目のKO負け。

 TVの前の格闘技経験のある視聴者の8割が、「もしかしてオレ、曙になら勝てるんじゃないか・・・」と思ってしまったに違いない。

 

 

 さあ、行け、エレファスよ。

 お前の真の力を見せてみろ。

 曙が角田に勝ってしまったように、お前はミドル級相手なら無敵だということを教えてくれ。

 誰もが思っている、「ゾウカブよええ〜」という声を見返してやるのだ!!

 

 その巨体、体重、長くてたくましい脚。

 お前がひとたび本気になれば、リングに立っていられるミドル級クワ・カブはいないはず。

 さあ、叫べ!!「なめるなよ!!オレは曙じゃねえ!!」

 

 ・・・・曙よりもっと弱くて、若翔洋だったりして・・・。

 

 

 

 

 

ロンギヌスの槍 ギラファっちストームバード

 体長:79ミリ    必殺技:地獄の出初め式 ファイヤーマンズ・キャリー

               地獄のくるみ割り人形 タスク・クラッシャー

               地獄のディズニー・リゾート・ライン

                     ギャラクティカ・ミッキートレイン

 

 うわー!!また買っちゃった!!

 後先考えず、どんどん選手を増やしていく私。

 

 赤忍者・ギラファっち中歯の無念を晴らすべく、79ミリのギラファっちが参戦。

 赤忍者も、ライト級GPがあれば、その力を発揮することができたはず。

 

 ライト級GP、ミドル級GPに参戦し、その持ち味を存分に発揮するがいい。

 

 ちょっと大きすぎたフォルコメンハイトは、「ギラファが強い・弱い」以前に、すでに大きさで非常な優位にある。

 国産虫やミドル級戦士では戦う前から勝敗は見えているのだ。

 

 ギラファっちストームバードよ。

 お前は甲虫バトルの醍醐味である「攻防」を見せよ。

 同等の体格なら、ギラファは真に強いのか、お前の力を見せてみろ!!

 

 

 

 

 

 

 

赤いならず者 セアカっちマテラッツィ

 体長:70ミリ    必殺技:苦悶の鍵 カテナチオ・バイス

                  真実の口 ローマン・ホリデー

 

さらに自分を抑えきれない私は、ライト級GPのために、ライト級のセアカっちを招聘。

 

よくよく考えてみれば、こんなにいてしまうと世話が大変で、トーナメントどころではないことに気付く。

 

来たのはいいが、ほとんど試合をしていないヤツらがけっこういることに気付く。イヤ〜ン・・・・・。

 

少し物事をよく考えて行動しなければならない・・・・と反省。

 

 

セアカは兇暴、というイメージがあるが、気絶ダイブをしたりして、個体によっては案外デリケートだったりする。

 

さて、マテラッツィはどうか。

わたしがセアカに期待するのは、初代のようなデリケートさ0のならず者・一点突破の力勝負・イケイケ甲虫番長、といったイメージだ。

 

 

ライト級、ということで一抹の不安は残る。

大体、同じ70ミリでも、大きな種類の小さな個体である場合は気が弱いケースが少なからずある。

頼むぞ!!マテラッツィ!!

ライト級でフタマタなのはおまえだけだ!!

 

トーナメントに赤い旋風を巻き起こせ!!

 

 

 

 

鋼鉄コブラ  アンタエウスオオクワガタ・コブラ

 体長68ミリ  必殺技:鋼鉄の牙 コブラ・バイス

               魔法の盾 ナロー・シールド

 

またまた性懲りもなく新選手を招聘。

ああ・・・妻は正しい・・・・。金があったらあっただけ使ってしまうんだな・・・俺という人間は・・・・・。

 

最後の資金を振り絞り、アンタエウスを招聘。

 

衰えが顕著な鋼鉄参謀・つの五郎の後釜のアトラスを捜しに行ったはずが、なぜかアンタエウスを買ってしまう。

 

そのとき、選択肢は4つあった。

50ミリ台グランディスをライト級にエントリーするか、

 

72ミリ台湾オオクワガタをミドル級&本戦にエントリーさせるか、

 

120ミリモーレンカンプを本戦にエントリーさせるか、

 

そしてこのアンタエウスを招聘するか・・・・。

 

もちろん、金があったら全部やっちゃっていたに違いない。

ちなみにもう金がないんだが、今後のエサ代はどうするのか。

 

一体どうゆうつもりなのか、自分に問いたい。

アメリカではデブというだけで、「自己管理ができていない人間に、他人や物事を管理できるわけがない」と判断され、出世できないのだそうだ。

 

最近はトレーニングをサボりっぱなしで、マッチョというよりただのデブ化が進んでいる私。

「我慢不能」という、悪しきデブの悪しき弱点を露呈。

ほんとに困ったもんだ・・・・。

 

 

 

悩みに悩んだ末、アンタエウスに決定。(すんなって・・・・・買うなって・・・・・。)

 

先代の「ラオスの鋼鉄獅子」アンタエウス1号は、来日直後のデビューした大会で強さを見せ、ベスト4進出。

今後に大きな期待を抱かせた。

 

しかし、その大会の準決勝で、コーカサスにぶちのめされたことが心の傷になり、その後は「戦わない虫」となってしまい、そのままこの夏に去っていった。

高価な虫であったにもかかわらず、全くその真価を発揮させることができなかったことに悔いが残っていた。

 

アンタエウス・コブラよ。

お前は初代アンタの雪辱を果たすためにここに来たのだ。

お前は戦えば文句なしに強い。

 

ビリー・グラハムやジェシー・ベンチュラ、ハルク・ホーガンの筋肉隆々な二の腕を思わせるたくましい大アゴ。

左右に大きく張り出し、絶妙な丸みを帯びたその顎は、どんなクワガタも抱え込むことができない鉄壁のマジック・シールドだ。

 

 

モー虫で真の魅力を発揮できなかった初代に代わって、アンタエウスの素晴らしさを見せてみろ!!

 

 

全然戦わなくて、あっさり裏切られたりして・・・・。・・・・・・いや、むしろその可能性の方が高いような・・・・・・。し、失敗?いや、戦う!!戦うよな!?な?な?そうだろ?お願いね!(最後は哀願)

 

 

 

なんであっちにしなかった!という声もありそうなので選択の理由を追加。

グランは最後まで迷ったが、羽化直後だったので、本格化するころにはライト級の相手が誰もいなくなっている可能性が高い、と判断。

台湾は72ミリとなると、「戦えば強すぎる」「戦わなければ無駄飯喰らいが1匹増える」という、地獄の選択になる可能性を考慮。

モーレンカンプは、モー虫にはでかすぎると思うし、ふせつ切れがあり、この暑さで短命に終わる可能性も高いと判断。

 

 

しかし、モーレンカンプは今思えば惜しかったか・・・。

「モーレンカンプ&エレファスの二大大型カブトがモー虫に襲来!!」

となれば、最近マンネリ気味の本戦トーナメントもピリッとしたかも。

モーレンカンプなら、セレベス・ブラックテラーやアルキデス・ヤスティを本戦に参戦させて戦わせても全然大丈夫だろうし・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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