選手紹介15

 

 

気の触れた大ハイエナ・ワラストン・マッドネス

 体長:75ミリ 必殺技:むしゃぶりつく狂気のアゴ・マクスペイン・ジューサー

             冷血の脚斬り地獄・マッドネス・カッター

 

 ほげー!!

 ま、まだら狼が!!まだら狼・ワラストンまでが復活!!

 どうなっているんじゃああああ!!

 「今シーズンは新顔選手を中心に招聘」のはずが、アトラス、ブケット、リノケロス、ルデキング、ラコダール、スマトラヒラタ、マンディブラリス・・・・続々去年と全く同じメンバーが集結!!

 

 マンネリじゃね?

 さらにとどめとして、今月最後の小遣いを振り絞って、まだら狼が再来日!!!

 おんなじ虫ばっかり集めてどうすんだって!!

 新鮮味のないカード続出だろ!!

 そいつらの実力の検証は終わってね?

 

 ええい!!うるさいわ!!

 仕方ないんじゃ・・・・。

 デカニジやアクティオン、ユーロミヤマ、チリークワガタ、コンフキウス、でかアスタコイデス、シカクワガタ、フォルスター、フェモラリス、アルケス、ブルマイスター・・・・。

 どれも手に入らないんじゃ・・・・。めぐり合うのはなつかしのメンバーばかり。

 「ミドル級中心に戻す」といいつつ、みんな去年よりちょっと大きくなって再来日。

・・・なんのためのミドル級か・・・。去年の時点ですでに国産虫は通用しにくいリングになっていたのに・・・・。

 

 しかし。見所はなくはない。

 まだら狼と未対決の選手がモー虫にはいる。

 迎え撃て!タランドゥスよ!ヒルスよ!ティティウスよ!エウリケファロスよ!アンタエウスよ!ギデオンよ!ダールマンよ!

 

・・・待てよ・・・。なんか誰もまだら狼に勝てそうにないぞ・・・・。

 アッサリ貪り食われそうだぞ・・・。

 

 いや、テーマはまだある!!

 猛威をふるいながらも、優勝までは手が届かなかった初代まだら狼の無念を晴らす、というのはどうか。

 行け!狂えるハイエナよ!悲願の初優勝目指し、・・・・・・・・・

 

 げ、げげげげげえええええっ!!

 ふ、ふせつが!!ふせつが!!取れてるじゃん!!

 買ったときはあったのに!!輸送途中でこんな恐ろしいことに!!

 わしはフセツ切れが事故の次に嫌いなんじゃああああ!!!!え〜ん!!

 

 さっそく人工ふせつでサイボーグ化。

 殺虫サイボーグ・カンブリアの最強生物・サイバーアロマノカリスがモー虫に降臨。

 

 究極の痛みを与える地獄の口・マクスペイン・ジューサーが、敵の傷口にむしゃぶりつく!!

 さて、最初の犠牲者になるのはだれだ!?

 

 

 

 

 アリゾナの砂嵐・アロエウスミツノカブト

 体長:未測定 必殺技:剛力弾道タックル・荒野の砂塵・デザート・ストーム

               鉄壁の怪力ホールド・スパイダー・ワイヤーネスト

 

 おなじみの顔ぶればかり続々集結する新シーズン。

 気合いを入れて、新顔を招聘すれば、新顔に限ってアッサリ早死に。

 マジで・・・・?ゆ、ゆるして・・・・・。

 

 そのマンネリをムリヤリに打破すべく、マイナーすぎる虫がモー虫に降臨。

 その名は「アリゾナの砂嵐」アロエウスミツノカブト!!

 

 え?それ誰ですか?みたいな・・・。

 

 つのないじゃん。みたいな。

 

 何を言う!!つのあるって!!三つもあるって!!

 三つもあれば十分だろ!!

 

 え?それは角じゃなくコブじゃないかって?

 貴様!!貴様それでも栄光ある帝国軍人か!!

 名前に「ミツノ」ってあるだろうが!!

 この名前は、学者も「コレはつので〜す。」と認めてるってことですよ!実際!!

 

 強いのかって?

 いや!!聞かないで!!なんでそんなこと聞くの!?私のことが信じられないの!?

 

 え?話をそらすなって?

 

 強い!!はっきり言って強い!!強烈無比!!

 においが。

 

 いや、それはうそで、アロエウスには本当に強力な武器があるんじゃ!!

 

 強靱な足腰。異常に強い力で、ものにしがみつくことができるんじゃ!!

 一度張り付いたら剥がれない、鉄壁の怪力ホールド・スパイダー・ワイヤーネスト!!

 

 甲虫程度の力では、オレ様をリングからはがすことはできないぜ!!

 防御力は絶大!!攻撃力は皆無(たぶん。)!!

 思い切った能力数値の個性派戦士が、モー虫のリングに嵐を呼ぶ!!

 

 え?呼ぶのは膠着じゃないかって?

 

 う〜ん・・・・。(否定できず。)

 

 

 Dr.獣蔵「いでよ!!アロエウスミツノカブトよ!!

       おまえの鉄壁の防御、最強の装甲、そして桁外れの怪力でモー虫に嵐を呼ぶのだ!!!」

 

 アロエウス「ピギャアアアアアアン!!」

        ♪♪パパパパパ〜パッパパパパパパララララ〜(BGM:海底要塞サルード)

 

 あしゅら男色 「おおおおおおおお!!素晴らしい・・・・・(お世辞)」

 

 獣蔵   「どうじゃ、あしゅらよ。」

 

 あしゅら 「・・・・・・モー虫の精神を、そのまま形にしたような・・・・・コレは素晴らしい・・・!!!!(お世辞)」

 

 あしゅら 「モー虫にあらたな時代の到来が・・・!!

いけい!!スカラベの恐ろしさを、カブト・クワガタどもに見せてやるのだ!!!」

 

 

 獣蔵  「・・・・まてい。あしゅらよ。それはスカラベ(ふんころがし)じゃないぞ。」

 

 あしゅら 「え?ち、ちがうの?」

 

 

 

 

 

 

不死身の断頭台・セレベスオオヒラタクワガタU(セレちゃん2号)

 

 体長:75ミリ 必殺技:地獄のセレナーデ ギロチン・バイス

               地獄の断頭台 ギロチン・スラッシュ

               

 モー虫初代王者で、歴代最高の「名勝負製造機」セレちゃんが帰ってきた!!

 

 長島一茂、野村カツノリ、織田信雄、徳川秀忠、百田光雄、木村一八、デーモン・ヒル、豊臣秀頼、ジョージ・ブッシュ・・・・・・。

 二代目はイケてないケースはけっこうある。

 

 セレちゃん2号はどうだろうか。

 

 「小さくて弱いのでは論外」「が、しかし、デカくて強すぎて名勝負を作れないのでは、それも困る」と考えつつ、迷いに迷った末、やや大きめのセレちゃん2号を招聘。

 この決断は吉と出るか、凶と出るか。頼むぞ、セレちゃん2号!!

 

 と、いいつつ、現在6月12日(月曜日)11:55。

 ワールドカップでの日本VSオーストラリア見たさにキックボクシングをサボる決断をしてしまった今日。

 

 その決断は失敗だった。

 キックボクシングに行くべきだった。

 

 「これ以下はない」と思えるような惨劇に遭遇。終了間際、日本、悪夢の逆転負け。

 1点リード。(チューハイを飲みながら、いい気分。「負け」という意識はなし。)

 ラスト6分で同点にされる。

 

 「ま、マジで?頼む!!引き分けじゃダメだ!!1点入れて勝て!!(まだ「負け」という意識なし。)」

 逆に1点入れられる。

 

 「ウソだろ・・・・。まだ時間はある!!せめて引き分けだ!!(すっかり酔いは醒める)」

 身を乗り出す。

 アナウンサー「まだ時間はあります!!まだ時間は!!」

 ズコー!!(3点目ブチ込まれる)

 

 シーン。

 

 寝る準備に入る妻。

 

 「ドーハの悲劇」の再来だな・・・・。もうダメぽ・・・・・・・・・。

 キックに行けばよかった・・・・。こんなの見たくなかった・・・・・。しくしく・・・・。

 は、腹が痛い・・・・・。(急に下痢に)

 

 

 セレちゃん2号、私の「今日の決断その1」はどんな結果になるのか・・・・・?

 

 

 

 

 

 

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