モー虫ファイト15
16000HIT記念・特別企画
またまた蘇える無敵の暴君竜・コーカサスオオカブト3
VS
ネグロスの長距離カノン砲・インターメディアツヤクワガタ
第7回大会を制したインターメディア。
はたしてどれくらい強いのか。
コーカサスとの対決が、またまた16000HITを踏んだディッチさんからリクエストが来た。
インターメディアとコーカサスの対決はモー虫ではまだ未公開。
しかしながら、konaちゃんの昆虫ノートや均さんのムシKINGオブザケージでは、その激闘の様子が動画でみることができる。
見ごたえ満点のその対決。
田園コロシアムでの伝説の名勝負、A・ザ・ジャイアントVSスタン・ハンセンをほうふつとさせるド迫力ファイト。
コーカサスとインターメディアは、お互いを燃えさせる、好敵手といえる存在なのだ。
この対決は非常に手が合う。お互い戦い大好き。「クレイジー」に近い激しさで、相手をへきえきさせ、戦意喪失に追い込む猛虫の中の猛虫。さて、今回行ったスペシャルマッチ、顛末はどうだったか。
実は今回のために、某大会の決勝戦と番外戦の2本の動画を用意したのだが、今回はUPしないことにした。
今回行ったスペシャルマッチの内容が、必要かつ十分な内容だったからだ。
(私のカメラの性質上、および、いずれ行う「モー虫ファイト動画館」への保存のため、動画は25〜40秒くらいで区切る必要があり、何本かに分けて撮影してある。閲覧するのに何度もロードさせて申し訳ないがご容赦の程を・・・・。)
動画1:序盤戦
動画2:序盤戦その2
試合開始。襲い掛かるインターメディア。アグレッシブで挟む場所を選ばないカノン砲に先手を取られてしまうコーカサス。
インターの挟んだ場所は、決していい場所ではないが、コーカサスの攻撃が無効になる位置取り。
押し込んでいく。
圧倒的攻勢のインターメディア。右後脚の人工フセツが変な位置で曲がり、機能せず苦戦に陥るコーカサス。(コーカサスのバカ力で伸びてしまったんだよね・・・。改良が必要。)
完全にリングを割ったわけではないが、勝負あった、といってもいい展開。
動画1本カット(動画3の状態で膠着)
動画4:リングを立てて
なかなか決着が着かないので、リングを立てる。
明らかにコーカサスに有利な処置で、普通のトーナメントならしないところだが、企画モノなので試合内容重視&膠着解消のため、リングを立てた。
コーカサス逆転。いざ、頭角が使える状態になれば、コーカサスは強い。
動画4:中盤戦
完全に立場が逆転。コーカサスが圧倒的に攻勢。インターメディア大苦戦。
動画5:恐るべき暴君竜・暴君の死の冠・アルティメット・デス・クラウン
脱出に成功、全く心が折れた様子なく、反撃に転じるインターメディアだが、暴君竜の必殺技が今度こそ完璧な形で決まってしまう。
暴君の死の冠・アルティメット・デス・クラウン!!
破壊獣の甲虫十字架刑をさらに強烈にした、RCコーカサスのプラスティックステーをも破壊する恐怖の技が大噴火。
これはさすがのインターも脱出不能。勝負あり。
とてつもない怪力で、インターをはずしてやりたいのだがなかなか外れず。
頼む!!インターちゃんが死んじゃうだろ!!必死で解除しようとするが、取れずに、両者のツメで傷だらけになる私の指。(ひっかかれる、というより、切れる、という感じでカミソリで細かく切ったように深く傷が付く。今も痛い。)その上、インターに挟まれる。
兇暴なやつらよ。両者とも大ハッスル。強烈にはさまれているインターまでもがハッスルしているのが凄い。
多大な犠牲と長い時間を費やして、なんとか力ずくではずすことに成功。
はずされてリングに着地したインターメディア、なんと「よくもやりやがったな!!」とばかりにコーカサスに襲い掛かる。
まじで・・・。あきれる私。
「死ぬんじゃないか」と心配したインター、普通、あそこまで強烈な技をあれだけ長い時間喰らったら、半死半生になるか心が折れるだろ・・・・・・・。クレイジー!!すげえよ、おまえ!!あきれるばかりの闘争心。
ルール無用のならず者、しつこい男世界一の真骨頂を発揮。
「まだ懲りんか!!かかってこい!!」と迎撃するコーカサス。
激しい戦いにいつのまにか右中脚のフセツが飛んでいる。まったく意に介さず戦うコーカサス。
頭をシュツルム=ファウストでとらえられるが、パワーでインターを押し込んでいく。斜めから入ったはずが、横向きになってしまうインター。
仕方なくまた撮影を開始する。
動画6:番外戦その1
お互いの激しい動きでインターはコーカサスを挟んだまま扇状に旋廻、コーカサスを背負い投げで背負うような形になる。
そのまま執拗に挟み続けるインターメディア。攻撃手段を失ったコーカサスは背負われたままなすすべがない。
またまた逆転。
動画7:番外戦決着
もつれて場外に転落、一旦逃れたかに見えたコーカサスだが、再び同じような体勢でつかまってしまう。
コーカサスを背負いながら、ギロチン状態で宙に浮かせ、そのままコーカサスを場外葬。
なんたる執念、なんたる闘志。
コーカサスは宙に浮く巨大な木馬となってなすすべなく運ばれる。
名付けて甲虫トロイの木馬・トロイア・クライシス!!
これをはずすのがまたやっかいだった・・・・・。さらに血塗れになる手・・・・・。
立ち上がりシュツルム=ファウストでインターが判定1本。
リングを立ててからはアルティメット・デス・クラウンで判定1本、続けざまにきれいに1本。コーカサスが連取。
予定外に始まった番外戦は、トロイア・クライシスでインターがきれいに1本。
結果は2本ずつ、2対2のひきわけ、といった所か・・・・・。
ケースに戻ってもまだやる気まんまんの両者。
コーカサスはフセツが1本飛び、その上義足の金属製のツメが1本折れている。
なんて激しいやつら。バトルインセクトの鏡のようなやつら。
おまえら凄かったぞ。凄かった。両者をねぎらい、褒めまくり、手を合わせる。
いくら褒めても足りないぞ。
真の男の生き様を見せてもらったぞ。
モー虫版田園コロシアム決戦、甲虫版アンドレVSハンセン。
歴代のコーカサスとインターは常に好敵手であった。
全盛期はすぎたと思われた両者だったが、激しく燃え上がって戦ってくれた。感謝。
インターメディアとコーカサス、常に期待を裏切らない、凡戦皆無の素晴らしい突貫ファイター2匹。
両方とも大好き。
私は「長生きしてね。」と心から願うのだ。
ユンケル飲め飲め。ごくろうさま。
おまえらは本当に凄いやつらだ。(身内褒めしてしまったがいいかしら・・・・。)