第2回クルーザー級GP

ダイジェスト

凄い勢いでヘルベルスをぶん投げる暗黒騎士。やればできるじゃないの・・・。

 

 

 クルーザー級最強は誰か。

 

 初代王者の座を賭けて、14名のクルーザー級戦士が激突する。

 

 

 その前に、

 今回、更新が大幅に遅れたことをお詫びしたい。

 

 今回の動画の処理は、トラブル続出で本当に悲惨だった。

 変換失敗はかわいい方だ。

 ファイルを読み込まない、熱くなったパソコンの電源が切れる、データが消失。

 リムーバブルディスクが二度に渡って飛び、またデータ消失。

 呪われているとしか思えない出来事の連続。

 どうしてもクルーザー級GPをUPさせない、という意志が働いているかのようだ。

 

 ちょっと前に、記録ノートを開いて、心当たりを発見。

 

 げええ・・・・すっかり記憶から無くなっていたが、遠い過去にクルーザー級GPという名目の大会が行われているじゃないか・・・・・。

 とゆうことは、今回は第二回クルーザー級GPになるのだ。

 

 お盆に帰ってきた忘れられた初代クルーザー級王者の魂が、「忘れるなんてひどいや!!初代王者はオレだよ!!」と言っていたに違いない。

 墓参りで手を合わせる。

 

 モー虫に参戦し、そして去っていった数多くの虫たち。

 ありがとう、ありがとう。本当にありがとう。よくぞ戦ってくれた。感謝しているぞ。と念じながら。

 初代クルーザー級王者よ、すまなかった。

 あまりに多くの大会を開催しすぎ、あの時代に一度クルーザー級でやったことを忘れていた。許せ・・・・・。南無南無南無・・・・・・。

 

 

 

まずは1回戦第一試合

殺虫摩天楼 ギラファっちデスサイス

VS

黒い秘密兵器 タイワンオオクワガタ ブラックオックス

 

 

 ギラファびいきであった私は、常にギラファは大き目の個体を選んできた。

 初代セレちゃん、スマトラなどから見れば、「デカい!!デカすぎるよ!!」といいたくなる有利さであったに違いない。

 レギュレーションがほとんど反故になっていた時期にやってきたフォルコメンハイトに至っては、長すぎ&強すぎで、戦わせたくないほどであった。比較的小さい(とは言ってもクルーザー級だが)デスサイスの力がどこまで通用するかは興味があるところだ。

 

 タイワン・ブラックオックスは、新成虫で購入したため、まだ成熟過程にあり、タイワンオオクワガタの真の力を発揮してはいない。

 未成熟のオオクワガタほどヘタレなものはなく、成熟完了までは全く戦わない種類が多く、この時期のオオクワガタ類を見たひとは「オオクワガタは気が弱く、全く戦わない。戦わせる種類ではない。」と思ってしまう。

 まあ、その小心な姿を見たなら、誰もがそう思うだろう。

 そんな中、タイワンはやはり素晴らしいと思う。

 たこつぼのタイワン、そしてこのブラックオックスは、未成熟にもかかわらずちゃんと戦うのだ。

 ちょっと動きはまったりしているが、オオクワガタとは思えない闘志の持ち主なのだろう。成熟後はどんなに凶暴になるのか楽しみだ。

 

 ギラファっちデスサイス VS タイワンオオクワガタ ブラックオックス

(リンク)http://r14.bannch.com/bs/BBSres/29259/73766305/8

 

 

 

 

 

1回戦第二試合

ザンギェールの荒鷲 スチーブンス デスコンドル

VS

鋼鉄の獣戦車 アトラス メタルビースト

 

 

 スチーブンスとメタルビーストの好カード。

 スチーブンスは35回大会の王者、メタルビーストは3X大会で前大会の王者を撃破するなどして、大活躍する選手だ。

 

 正面からの激突は、一進一退の互角の展開。

 正面から入ってしまったスッチーは、得意の機動力を生かせず、ふところに入られてしまったメタルビーストはパンチでの崩しを封じられ、お互い決め手がない状態になる。

 ここでスッチーがこれぞスッチーという攻撃を見せる。

 

 スチーブンス デスコンドル VS アトラス メタルビースト 

(リンク)http://r14.bannch.com/bs/BBSres/29259/73766305/8

 

 

 

 アトラスの横に回りこんで、必殺のサイド攻撃・サイドワインダーが爆発。

 おお!!いいぞ!スッチー!! それが見たかった!!

 

 

 

 

1回戦第三試合

雷獣 ラコダール・イエローバード

VS

肉食の野牛 スマトラパリー ジェロニモス

 

 

 イエローバードとは、ルーフCTRというスーパーカーの別名。

 見た目はただの黄色いポルシェだが、中身は別物。当時世界最強クラスの動力性能を誇った黄色い怪鳥だ。

 

 ラコさまイエローバードも、ルーフCTRなみの加速を誇る猛虫だ。

 

 対するジェロニモスも、パリーオオクワガタのイメージを変える戦闘意欲を持つ選手。

 スピードのラコさま。パワーのスマトラパリー。勝利の女神はどちらに微笑むか。

 

 

 ラコダール イエローバード VS スマトラパリー 

(リンク)http://r14.bannch.com/bs/BBSres/29259/73766305/8

 

 

 

 

 

1回戦第四試合

密林のピラニア スチーブンス ピラニアン

VS

甲虫空母 ホーペイオオクワガタ

 

 

 ピラニアンはとんでもないヤツだ。やっぱりツヤ短歯は危険すぎる。

 カステルは呼ばないことにしよう・・・・。と思わせるキチガイじみた攻撃を見せる。アトラスMB戦、セレちゃん戦など、嵐のような波状攻撃は度肝を抜かれる動きだった。まさにピラニア。

 さて、ホーちゃんにそれは通じたか。

 

 スチーブンス ピラニアン VS ホーペイ 

(リンク)http://r14.bannch.com/bs/BBSres/29259/73766305/8

 

 

 

 一度はホーペイを圧倒するピラニアン。

 勝ったと思ったか、対峙している最中に誇らしげにリングの上方へ移動。

 そのピラニアンを追ってあがってきたホーペイは、勝利の歌を歌うピラニアンをグラビトンハンマーで一撃葬。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                                   ホーちゃんの手ごわさを感じて、いつもの激しさがなかったピラちゃん。

 

1回戦第五試合

暗黒騎士 ブケット ランスロット

VS

ミンダナオの巨烈獣 ヘルベルスオオカブト

 

 

 

 「ブケットの弱さにオレが泣いた!」

 クワ万歳厨さんの掲示板の書き込みの面白さに、私はしばらく笑いが止まらなかった。

 

 これは仮面ライダー電王のキンタロスのセリフ「オレの強さにお前が泣いた!」のもじりだ。いや〜、いいなあ。伝わるなあ・・・・。

 万さん大好きじゃ、と思う瞬間だ。

 

 モー虫に登場するブケットは、ランスロットで3匹目。

 初代も、二代目の団長も、極めて勇敢な選手だった。

 

 それゆえに、私の中では「ブケットは勇敢」というイメージがあったのだが、2匹見ただけで決めつけてはいけない、ということを今回知った。

 万さんと同じ体験をしたのだ。

 ランスロットは臆病で、常に逃げ腰だ。

 その安定感の無さには何度も気が遠くなった。

 

 しかし、弱いか?と聞かれると「弱い」とも言い切れない。

 戦うと強いのだ。

 

 今回の相手は巨烈獣ヘルベルス。「巨烈」というほどにデカくはないが、フタマタクワガタのみなさんにとっては難敵だ。

 初代ブケット、初代セアカっち、初代リノケロス、初代マンディブラリスは、誰もがアトラスを苦手とした。

 高い姿勢で自ら入っていくフタマタは、カルコソマの格好の餌食だ。

 

 凶悪だと言われるヘルベルス(ミンダナオアトラス)も実は二代目で、初代はつのジャギ。初代タランドゥスのデビュー戦の相手で、その後、義足装備で戦った選手だ。

 

                                       ランスロット、つええ〜〜!!

 しかし、「強い」という印象はない。

 小型で、ミンダナオらしい特徴が希薄だったつのジャギは、「アトラス強え」派の私にとってはかなり「弱え〜」という印象を受ける選手だった。

 なにせ、あのケンタウルスに綺麗に負けているのだ。なかなかできることではない。

 サイボーグ化されてようやく普通に戦えるレベルになった。

 

 本来のヘルベルスは、体長100mmで胸角が左右に大きく張り出す、一見コーカサスに見えるアトラスの亜種。今回登場するヘルベルスも、ミンダナオアトラス本来の強さを発揮するには大きさが足りないが、クルーザー級GPだからこれでいいだろう。

 

 どう考えてもヘルベルスがアッサリ勝つだろうと思ったが・・・・。

 

 

 ブケットランスロット VS ヘルベルス 

(リンク)http://r14.bannch.com/bs/BBSres/29259/73766305/4

 

 

 

 

 あら〜・・・・・・。

 やるときはやるじゃないの・・・・。

 

 ひそかに強い暗黒騎士、二回戦進出!

 毎回こうやってくれると嬉しいんだけどな・・・・。

 

 

 

 

1回戦第六試合

本能の核弾頭 国産カブトムシ 歌麻呂号

VS

ネグロス島の黒豹 インターメディア サイレントシャドー

 

 

 普通に考えれば好カード。

 モー虫ミドル級の強豪選手を、ことごとく撫で斬りにした核弾頭・歌麻呂号と、一晩で国産カブ数頭を皆殺しにしてしまう(byジローさん)インターメディアの対決。

 しかし・・・・。

 猛烈な塩試合に。

 

 鈞さんいわく、「国産カブはいうことをきかないから」。

 

 いや、マジで同感じゃ。

 こいつをつれて甲虫相撲大会に出たりしなくてよかった。

 数日間、デビル級の強さを見せ続けた歌麻呂が、まるで戦意なし。

 

 インターの襲撃を受けて、80mm超の国産カブ・歌麻呂号が、身も蓋もなく逃げ回る。

 信じられん・・・・・。

 

 歌麻呂号 VS インターメディアSS 

(リンク)http://r14.bannch.com/bs/BBSres/29259/73766305/4

 

 スルーでO.K。てゆうか、スルーでお願い。(笑)

 

                                              動画は見なくていいです・・・

                                              この1枚で十分です・・・・・。

 インターメディア、イージーに、二回戦進出。

 

 

 

2回戦第一試合

ザンギェールの荒鷲 スチーブンス デスコンドル

VS

殺虫摩天楼 ギラファっちデスサイス

 

 

 両者、闘志あふれるナイスファイトを展開。

 何も言うことなし、まずは見てくだされ。

 

 おまえら、本当に素晴らしい。

 終了後、思わず拍手。

 

 

 スチーブンス VS ギラファ 

(リンク)http://r14.bannch.com/bs/BBSres/29259/73766305/4

 

 

 

 激しい立ち回り。両者の持ち味が出たハイスパートバトル。

 手が合うというのか、藤波VS長州のようにスイングする両雄。

 クルーザー級だと、スッチーは体格で不利。

 

 正面から行くとどうしても押されてしまうスッチーは、アトラス戦同様、サイドに回り込むことで勝機を見出そうとする。

 しかし、ギラファのなぎ払いスレッジ=ハンマーでリングから転落。

 

 それでもよく頑張った。

 

 

 

2回戦第二試合

雷獣 ラコダール イエローバード

VS

燃え上がる旭日旗 ゴトウヒラタ

 

 

 イエローバードの次の相手は、国産の強豪・ゴトウヒラタ。

 

 パラワンそっくりの彼は、もちろん強い。

 万さんが優勝候補に挙げてくれたが、それだけの力はある。

 

 しかしながら、このクルーザー級GPの時点では、まだ成熟が完了しておらず、車で言えばならし運転状態。

 国産の精鋭マシンも、ならし運転ではルーフCTRの牙城に迫るのは難しいと思える。

 

 

 ラコダールYB VS ゴトウヒラタ 

(リンク)http://r14.bannch.com/bs/BBSres/29259/73766305/4

 

 

 

 ラコ様のトルネイド・アローが炸裂。ゴトウ君も反撃するが、スコールのような攻撃に吹き飛ばされてしまい、ちょっと淡泊な結果に。

 ラコ様は、ドルクスよりも、他種と戦った方が魅力を発揮する。

 今回はドルクス戦が続いて、その魅力が伝わりにくかったと思うが、おいおい紹介していこう。

 

 

 

2回戦第三試合

甲虫空母 ホーペイオオクワガタ

VS

暗黒騎士 ブケット ランスロット

 

 

 1回戦を思わぬ番狂わせで圧勝したブケット ランスロット。

 私のイメージでは、「ブケットはカブに弱い」と思っていたが、その後の試合でもランスロットはカブ相手に強みを見せる。

 なんでこんなに強いのに、身も蓋もなく逃げ去らなければならないのか、不思議でならない。

 

 しかし、二回戦の相手は、今トーナメントの暫定主役・ホーペイだ。

 フタマタ相手にほとんど星を落としたことがないホーちゃんが、暗黒騎士に立ちふさがる。

 

 

 ホーペイ VS ブケット ランスロット 

(リンク)http://r14.bannch.com/bs/BBSres/29259/73766305/4

 

 

 

 

 おお!!ランスロット、やるじゃないか!!

 ホーペイをひねって、態勢を崩させる。

 アトラスAのジェット=ペルシダーばりの威力で、ホーペイをタテに近い角度までひねりあげる。

 

 しかし、パワーでも、心の力でもランスロットの上をいくホーペイは簡単には片付かない。徐々に態勢を回復。

 

 「・・・こいつ!!じじいのくせになんて力だ・・・!!」

 こいつは手に負えん・・・。そう判断したランスロットは無理をせず。

 賢明な判断だろう。

 ファーストコンタクト一発で相手の力量に気付き、即座に撤退をはじめてしまうクワガタはよくいるが、相手がオオクワガタの場合によく起きるような気がする。

 桁違いに硬い装甲、ちょっとやそっとではビクともしない強靱な足腰、万力のような怪力に、相手は「やるだけ無駄」という気持ちを起こしてしまうのだろう。

 

 そうなると、次にリングで顔を合わせても決して戦おうとしなくなる。

 個体を識別しているとしか思えないのだが、「こいつにはかなわねえ、次に会っても無視しよ・・・・」とかいちいち覚えているのだろうか。

 

 

 

2回戦第二試合

ネグロス島の黒豹 インターメディア サイレントシャドー

VS

昆虫凶器 マンディブラリス アポカリップス

 

 

 ウガー!!と襲い掛かり、バシバシッといって、そしてガツンといって、それでダメならあっさりあきらめる、単純明快・さわやか&さっぱりにも程がある男の中の男・マンディブラリスが登場。

 

 いや〜、好きだなあ・・・・。

 さわやかすぎる甲虫版さわやか万太郎。(若いひとは知らんよね。本宮ひろしの漫画なんだけど・・・)球種はストレートしかない、甲虫版・男ドあほう甲子園。(コレも知らないよね。水島新司の野球漫画なんじゃが・・・。)

 

 先代のインターとは違って、ナーバス系のサイレントシャドーが、触覚を激しく動かして様子を・・・・なんて言っているうちにマンディが襲撃する。

 「ちょっと!!ちょっと待たんか!!」

 あわてるインターをさらにはさみつける。

 

 「オラー!!ウラー!!」グリグリ・・・・!!

 相手が臨戦態勢に入る前に襲撃、叩きつぶす。タイガー・ジェット・シン状態だ。

 

 ケロ(田中リングアナ)が、コール中にみぞおちを蹴り上げられて悶絶、うやむやのうちに試合開始、ケロ担架、みたいな。

 少年時代、アレはお約束なのかと思っていたが、ケロの日記を読むとどうもそうではなく、本気で嫌がっていた様子が読んで取れる。

 

 くるのが分かっていても、コールをしないわけにはいかないし・・・。

 

 記者の取材でも、ブッチャーはちゃんと話をしてくれるが、シンはONもOFFもなく、記者が部屋に入ったとたん「ハタリハタマタ!!」とか訳の分からないことを叫びながら襲い掛かってくるらしい。下手をすれば、あのサーベルの柄の部分で、グリグリと額に穴を・・・・・。シャレにならない、仕事を超えたリアルリンチ。告訴した記者もいたと記憶している。

 

 TPOがないので、北海道のストリップ小屋でも上田馬之助となにゆえか大暴れ、逮捕されたこともあった。

 

 

 

インターメディア SS VS マンディブラリス AP 

(リンク)http://r14.bannch.com/bs/BBSres/29259/73766305/0

 

 

 

 

勢いに乗ったまま、とまどうインターを粉砕。

 

いざ臨戦態勢になれば強いインターだが、その力を発揮する前に封じられてしまった。

戦ってもらうのに何の苦労もないマンディは本当に好感度が高い。

 

ポカもしょっちゅうだが、全然許せる。

 

 

 

準決勝第一試合

雷獣 ラコダール イエローバード

VS

殺虫摩天楼 ギラファっちデスサイス

 

 

 ベスト4に残ったのは、ラコダール、ギラファっち、ホーペイ、マンディブラリス。

 

 やる気が高い者が勝ち残ったと言える。

 

 準決勝第一試合はラコさまとギラファっち。「やる気が高いラコさま」というのが新鮮だ。

 80mmを超えないラコダールは、極めて気まぐれで、やる気を出してくれるかはその時のこっちの運次第。あくせくしない、ガツガツしない、あっさりでさわやかな甲虫貴族。

 しかし、万さんが言っていたように、BIGサイズになると全く違う。

 

 イエローバードは常に意欲満々、ナイスファイトを約束してくれる男だ。気さくで誠実で一生懸命働く貴族だ。(そりゃ〜貴族じゃないだろ・・・・)

 

 

 デスサイスは極めてギラファらしい選手で、七色のテクニックを駆使し、取りこぼしが少ない安定した強さを誇る。

 カブ系には滅法強く、相手のツノが届く前に長いアゴ先の輪っかで仕留めてしまう。

 ツノ先が中途半端に届いてしまうと、今度はあの「地獄のくるみ割り人形」タスク・クラッシャーが待っているのだ。

 

 反面、サイズがあくまでクルーザー級なので、フォルコメンハイトのような圧倒的な強さはなく、パワー不足が露呈することもある。

 タカハシさんがギラファを使いたがらない理由も分かる。サイズのアドバンテージがないと、ギラファは苦しいのだ。

 細い身体と長いアゴで、体長制は絶対不利。体重制でも、自分と同じ重さのドルクスが相手だとどうしてもパワーで負けてしまうのではないか。教授のデータを見ても分かるとおり、絶対的なパワーは低いのだ。その上、ドルクスにタスク・クラッシャーは通じない、ときたもんだ。

 鈞さんのギラファっちカーネルが、奇跡の逆転勝利の連発でドルクスを立て続けに粉砕しているが、今、こうやって再検証していると、カーネルがいかに凄かったかが改めて心に響く。よくあんなヤツら相手に勝ったなあ・・・・。偉かったぞ!!

 

 

両者の激突の結果は・・・・

 

 

ラコダールYB VS ギラファっちDS 

(リンク)http://r14.bannch.com/bs/BBSres/29259/73766305/0

 

 

 

 アレー?

 気まぐれでない、と褒めたばっかりのラコさまが、なぜかリングでせっせと髪型を整えはじめる。

 イエローバードは、なぜかいつも右の前脚を上げている。

 

 それでアゴをなでつけたり、触覚をなでつけて身だしなみを整えるのだが、不思議なことに、移動中も横断歩道を渡る小学生のように、右手を上げているのだ。

 

 ラコさまの髪型いじりで、ひたすら消費されていくカメラのメモリー。

 それをじっと見つめるギラファっちデスサイス。

 

 少しずつ近づいてくるデスサイスに、ラコさまが「ハッ!!」と気付く。(このシーンのラコさまがかわいい。)

 襲い掛かるデスサイス。

 

 対応できないまま、コテンパンにやっつけられてしまうラコさま。

 

 ほうほうの体で逃げ出すが、やはり右手は上げたまま。もちろん、怪我はしていないのだが、なんで上げているのだろうか。

 ルデキングやワラストンも似たようなことをする。

 

 

 化粧中やトイレ中、オナニー中に襲われたらどんな猛者も対応できないだろう。

 思い切り油断して、身だしなみに夢中になってしまったラコさまは、実力を発揮できずに敗退。

 真の貴族は、戦場においてすら自分の身に香水を振りかけるのを忘れない。かくしきれない貴族の本性が出てしまったか。

 

 

 

ライバルストーリーの1ページ目はギラファっちの勝利。

今回はこの結果になったが、両者の実力は全くの互角。

 

今後、何度か再び戦うことになる両者だが、戦う度に結果は違っている。試合内容も今回よりはずっといい。

 

今回は塩だったが、次こそはラコさまも本気を出してくれるだろう。

 

 

 

 

 

準決勝第二試合

甲虫空母 ホーペイオオクワガタ

VS

昆虫凶器 マンディブラリス アポカリップス

 

 

 主役のはずが、途中脱落。

 PRIDEやK−1でよくあることだ。

 外人同士で決勝戦、ジャパンGPなのに外人優勝、ベスト4全部外人、長いあおり映像作ったのに1回戦負け。などなど・・・・。

 最近の高校野球でもよくある。

 

 逆に、勝ち進んで欲しくない選手がバンバン勝ち進んで、主催者の思惑やドラマをブチ壊すことも多い。

 リアルファイトの恐いところだ。

 

 今回の主役、ホーちゃんが勝ち進む。

 準決勝進出だ。

 

 

 ホーちゃんは長らく、「勝ち進んで欲しくない選手」だった。

 

 現K−1無差別級王者・セーム・シュルトを見ると、かつてのホーちゃんを思い出す。

 

 スピードがあるわけでもない。テクニックがあるわけでもない。

 あまりの防御の堅さに、対戦相手は攻めることすらできず、強烈に痛い地味な攻撃で心が折られてしまう。

 ただ前進して、普通に挟み、さらに前進するのみ。肉体的アドバンテージから来る強烈なパワーに、相手は何もできない。

 こっちの攻撃は効かないので、「これはあきまへん!!」と絶望して逃走する選手多し。

 

 コレはつまんない・・・・。

 

 相手の魅力は殺され、かといって自分が魅力を発散するわけでもない。ドルクスでデカい。圧倒的なパワーと防御力で、最初から絶対有利なので、「勝つ」ことで自分が光を発することが難しい。

 

 

 現K−1王者シュルトのあおり映像を見て笑った。

「オレが勝って客席がシーーーーーンと静まりかえるのを見るのはこの上ない快感だぜ。ぐひひ・・・。」みたいなセリフが・・・。(笑)面白すぎるだろ、それは。

 

 PRIDEでもK−1でも、圧倒的に強く、ハリトーノフに負けるまでは勝って勝って勝ちまくり続けたシュルト。

 しかし、お茶の間にはその記憶がない。

 

 それも当然だ。シュルトの試合はオンエアーされてないのだ。

 

 なぜ?「それはつまんないから」なのだそうだ。ひ、ひでー!!

 全7試合なのに、なぜか6試合しか放送されない。

 放送されない試合は、もちろんシュルトの試合だ。

 ダイジェストシーンですら流れない。

 

 

 規格外にデカいので、相手の攻撃は届かない。

 技は手だけで打っているモリを突き刺すようなジャブと、前蹴りの二種類のみ。

 総合でもそれでO.K。相手はシュルトを寝せる前に、このジャブでボロボロにされて泣き顔で崩れていく。テイクダウンすら取れない。

 

 それで十分なのだ。

 

 対戦相手は言う。「異常に痛い。効く、というより、レンガで叩かれているような痛い攻撃なんだよ。」

 なにもできないままに、ノミとトンカチで崩されて小さくなっていく大理石のように、自分の顔面や身体が壊されていく。対戦相手の顔が泣き顔に変わる瞬間だ。

 

 淡々と時が流れる。ジャブだけを見せられて、試合は終わる。アーネスト・ホーストの試合が面白く感じられるほどの猛烈なつまらなさ。

 

 圧倒的につまらないが、圧倒的に強い。

 強いので勝ち進んでしまう。

 

 ある年のK−1ワールドGPの開幕戦、シュルトが負傷欠場したことがあった。

 強いゆえに、ワールドGPまでたどりついてしまったシュルトだったが、シュルトが出ることを某館長が許さなかったらしい。

 

 右肩の負傷のはずが、某所でボウリングに興じるシュルトを、GPの直後にファンが目撃。

 

 ひ、ひでー!!ひでえよ!!○井館長!!

 いくらつまんないからって、ソレはかわいそうだろう!!

 

 シュルトは出たかったに違いない。

 「出るとつまんなくなりそうだから。いや、確実につまんなくなるから。」という理由で、夢を取り上げられたシュルト。

 掟破りの逆朝青龍状態。

 

 

 それまで嫌いだったシュルトを、私は好きになった。

 だって、それはいくらなんでもかわいそうじゃないか。

 強いのに!!

 

 

 

 ホーちゃんがシュルトなら、マンディはジェームズ・トンプソンだ。

 ゴングとともにダッシュで特攻!!オラー!!オラオラー!!とぶちかまし、応戦せざるを得ない相手と、リスキーで派手な殴り合いを展開するトンプソン。

 狙いは全部顔面のみ。パンチの種類は全部大振りのフックのみ。

 

 オイオイオイ(笑)。それはリスキーすぎるだろ。

 攻撃力は高いが、いつ自分が沈んでも不思議はない、思い切ったスタイル。

 

 もちろん、結末はK.Oしかない。数秒後には相手、もしくは自分(笑)がマットに沈んでいる。

 いい!!素晴らしい!!

 その戦法が理にかなっているかどうかは別として、面白さは文句なしだ。

 

 

 モー虫のシュルトとトンプソンの戦いが、今始まる。

 

 

 

ホーペイ VS マンディブラリスAP 

(リンク)http://r14.bannch.com/bs/BBSres/29259/73766305/0

 

 

 

 

 

 あらら、トンプソン役のマンディが先手を取られてしまった。

 しかし、グラビトン・ハンマーを解除して、反撃するアポカリップス。えらいぞ!!

 

 が、アポカリップスの攻撃はホーペイには通じず。

 やっぱり強いホーペイ。

 

 アポカリップスも「ダメだこりゃ」と撤退。

 

 

 館長の逮捕を受け、谷川新体制になったK−1で、シュルトも晴れてGP出場がかなった。

 

 案の定、誰も望んでないのに、かわいげのない強さでアッサリ優勝。

次の年も、バンナ、ホースト、アーツといったレジェンドたちをほぼワンサイドで叩きつぶし、あっさり優勝。

 

 華なし。キャラ地味。技なし(とゆうか、必要ないんだな)。だがとても強いので王者に君臨し続ける。

館長が恐れた通りの結果となり、K−1ヘビー級戦線は無風状態に。

仕方ないので、無差別級とヘビー級を分けてシュルトやホンマンを隔離、ヘビー級王座を新設するという苦肉の策に走る。

いや〜、館長の目は鋭いな・・・・。こうなることを知っていたんだな。ボウリング事件を知ったときは館長ひどいや!と思ったが、やっぱり館長はすごいや。

 

 

ホーちゃんもかわいげのない強さで、決勝進出!!

 

 

 

 

 

 

決勝戦

殺虫摩天楼 ギラファっちデスサイス

VS

甲虫空母  ホーペイオオクワガタ

 

 

 ついに決勝戦。

 

 おお!!夢のオールスター戦にふさわしい決勝戦のカード。

 

 ギラファ、インター、ホーペイの3強時代を思い出させるこの決勝戦。

 

 

 第2回大会〜第4回大会の頃を思い出す。

 

 お前たちはまさに私にとって夢の虫たちだった。

 

 

 子供時代、外国のカブト、クワガタの図鑑を見て、「こいつらが戦ったらどれが一番強いんだ!?」と思わなかった子供はいないだろう。

 オウゴンオニクワガタのように、今も名前が変わらぬ種類もいるが、当時の図鑑は和名表記(?)で、ギラファはキバナガノコギリクワガタ、インターはオオキバオニツヤクワガタと表記してある。

 本によっては、セアカはミヤマクワガタの仲間で、ホソアカクワガタは「オオキバクワガタ」という種名だ。

 

 オオクワガタは幻であり、70mmを超える個体など、夢のまた夢だった。

 

 時代は変わっていくものだ。

 ひとの夢を実現するべく、時代が変わっていく。

 本気で願った夢は実現するのではないかと思う。

 

 教授の、「子供おやじ」というHNは秀逸だ。

 

 子供でありつづけることができた大人だけが、夢の果実を得ることができる。

 

 いい大人が甲虫相撲?バカじゃねえの?

 そんなのどっちが強くてもいいんだよ。

 

 子供であったことを完全に忘れてしまった大人はそう言うだろう。

 

 子供の頃の夢やあこがれは、土の中に完全に埋めてしまえばいい。

 そんなつまらぬ、価値のない夢、ときめきをかえりみることはない。

 しかし、子供は言うだろう。

 「うちの父ちゃん、つまんねーんだ。」

 

 ソレって自分もつまんねーし、損なんじゃないの?

 やりたいようにやっていいんじゃないの?

 

 一緒にカブトムシで遊んだとうちゃん。

 自分も楽しそうだったとうちゃん。

 そんなとうちゃんを、息子が金属バットで殺すことは永遠にない。

 

 

 盆に、実家に帰った。

 図鑑が出てきた。

 そして、うちのじいさんとばあさんが、オレにプレゼントを計画していたらしいことを知った。

 

 CMで見た、ムシキングRCヘラクレスをプレゼントしようとしていたらしい。

 妻が「え〜、すでに自分で買ってましたけど〜(笑)」と止めたらしい。

 いや、待て、買ったのはコーカサスと国産カブとタランドゥスとギラファだから、ヘラクレスは欲しいぞ。

 が、いい年こいてジジ・ババにおもちゃを買ってもらうのもアレなので我慢した。

 コーカサスもタランドゥスも壊れちゃったので戦わせられないしね。

 

 

 うちのじいさんも、子供のような大人だった。

 オレと似ている。

 今も近所の子供を連れて川に行っているようだ。小学校の「総合的な学習」の講師で「川の先生」をやっているらしい。

 

 図鑑よ、おやじよ、オレはあなた達に与えられた夢を忘れずに、ナイスなおやじになったぞ。

 

 それは失敗だったなって?まあ、そうとも言えるが。(苦笑)

 

 

 

 

 

 世界の甲虫対決。その夢を実現できるときがきて、初めてギラファのスピードとテクニックを見たとき、ホーペイの桁違いのパワーを見たとき、私は心底驚いた。

 初代ギラファっちの死に、私は涙した。

 そして、ホーペイは生きている。

 生きて、いまだに強いことを証明してくれている。

 

 

 さあ、決勝戦だ。

 初代ギラファとほとんど変わらないサイズのデスサイスと、甲虫空母が対決する。

 

 

 

ギラファっちDS VS ホーペイオオクワガタ 

(リンク)http://r14.bannch.com/bs/BBSres/29259/73766305/0

 

 

 

 

 

 

 

 

 一瞬、先手を取ったのはギラファだった。剣戟の隙を縫って、上手い具合に、素早くホーペイの腹の下に長いアゴを差し込む。

 このまま脚を束ね、相手の防御力を半減させるのがギラファのハイテクニックだ。

 

 

 が、しかし、体格が互角なら、ホーペイの優位は動かない。

 

 脚を束ねられる前に、間髪入れずホーペイが対応。そのアゴの外側から、ギラファの頭部をグラビトン・ハンマーでロックしてしまう。

 

 これではギラファの能力は完封されてしまう。

 

 こうなれば、後はパワーで押し切るだけ。

 

 

 ホーペイ、豪快に勝利。

 クルーザー級第二代王者に決定。

 

 

 

 ホーペイよ。

あまり面白くはないお前だが、お前のことが好きだぞ。

 

長い長い間、本当にご苦労さま。

 

まだまだ強いじゃないか。どうやら、もっとたくさんお前と一緒にいられそうだ。

 

 

ラコさまやインターとの直接対決、新たなライバル、クルーザー級シェンクリング、MKOCの甲虫大帝・ブルマイスターJrとの対決も待っている。

クルーザー級だけではない。クルーザー級王者としてヘビー級GPに挑み、デカいやつらに一泡吹かせてやれ。

 

目覚めを待つ、ヘラクレス・ヘラクレスバブキングとの対決も楽しみだ。

そして、バブキングのライバルとして招聘した、ネプチューンオオカブトも到着した。

(もう、来月の小遣いもないんじゃが・・・。さっきと言っていることが違うが、みんなはこんな馬鹿な大人になってはいかんぞ。)

 

さあ、行け!!ホーちゃん。

 

 

 

お前の物語はまだ終わっていない。

それをお前は証明したのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

う〜ん、反省するはずが、今回も濃かったな。

 

 

 

 

 

 

 

 

                                   またも可愛げなく勝ってしまいました(笑)。

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